ここで地元民らしい、細かいことを申したい。自分の地元桐生で食べていた焼まんじゅうの串は、確か細くて断面が丸い串だったと思う。なので、串のまま食べようとすると、くるくるまわっちゃってた、ような気がする。
こちらでは平たいしっかりとした串。そして、和菓子に使う竹フォークを巨大にした、ようなものがついてくる。これで切り離して食べることもできるのだ。
焼きたては香ばしく、「ああ、私は今、小麦粉のまんじゅうを味噌ダレで付け焼きしたものを食べてるんだなあ」という思いがふつふつと沸いてくる。
・・・ってそのまんまじゃないか?と思われるかもしれないが、そういう無我のうまさもあると思う。あるのだ。 |