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特集


ちしきの金曜日
 
コワモテになっていいことをする

 子供の頃から何かと耳にしてきた「人を外見で判断してはいけない」という言葉。

 言おうとしていることはわかるし、確かに真実が宿っているとも思う。ただ、それでも私たちはやはり外見から多くの情報を得て、経験的にそれに基づいた判断をしているとも思う。

 真実と現実の狭間にある矛盾。言葉を通して世の中の多面性が見えてくる。

 わかったようなことを書いたが、そんな浮ついた言葉だけで終わりにしたくない。そういうわけで、コワモテになっていいことをしてみました。

(text by 小野 法師丸

●自分をコワモテ化する旅

  「人は見かけによらない」ということを実践的に検証する今回の試み。普段の風貌はぱっとしない感じの私だが、やはりそうした部分を変えていかなければならない。まずはそれっぽい服をそろえるところからはじめよう。


自分革命の聖地

 やってきたのは東京・上野のアメ横。様々なお店が軒を連ねる商店街は、個性的なファッションを求める気持ちにも応えてくれるはずだ。

 そして予想はたがわず、大変なことになっていた。


たいへんだ
これはたいへんだ

 普段の自分なら選ばないような服を置いている店がいくつもある。左の写真の服、「PARADISE」と書いてあるのが読めるだろうか。思わず「パラダイス…」と音読してしまう迫力。

 動物柄のものが目立つのも特徴的だろうか。ワイルドな感じはやはりパンチが効いている。


痛そうなベルトもいっぱい

 鋲がビシビシと打ち込んであるベルト類もインパクトが強い。単にウエストに巻く物であるはずなのに、じっと見ているとなんだか痛そうな気がしてくるのはなぜなのだろうか。

 見てるとクラクラしてくるが、自分をコワモテ化するという目的を見失ってはいけない。そういうわけで、買ったのはこれ。


自分革命の必須アイテム

 ヒョウが描かれた長袖Tシャツ。価格も手ごろで、コワモテ初心者の私でもあとから後悔することのない範囲で購入できた。迫力は十分あると思う。

 あとになって一休さんの話に出てくる屏風に似てるとも思ったが、今回はそんなとんち話に気づいている場合ではない。いざ着用だ。


普段のもっさり系から
おもしろ人間登場

 黒い服とサングラスを合わせ、自分なりに精一杯のコワモテ化。

 撮影を頼んだ妻にコワモテになっているかと聞いたところ、「コワモテ!コワモテ!」と笑いながら答えられたのには不安は残るが、街でもあまり見かけない感じのわかりやすい迫力は出たと思う。


デュアルメガネ構造

 サングラスは度の入っていないものなので、かなり視力が低い私はそれだけだとほとんど何もできない。そういうわけで考案したのがいつものメガネの上にサングラスを重ねがけする方法。

 これなら視界くっきりで街に飛び出すことができる。さっそくいいことを実践してみよう。



 

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