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特集


ひらめきの月曜日
 
アイスは甘いと誰が決めた
夏、先取りすぎ企画!

巷には、甘いアイスしか売っていない。辛党だって夏には冷たい物が食べたいのに、甘いアイスクリームしか売っていない。

非常に不満である。

なんで甘くないアイスが売ってないんだ?
アイスが甘い物だって、誰が決めたんだ?

これは世の辛党を代表して甘くないアイスを作らなければ…と思い立ち、材料の買い出しに行ってきた。世の中に、しょっぱいアイスがあったって、いいじゃないか!

高瀬 克子


最近、私の好物ランキングで上昇の一途を辿るサーモンの刺身
みんな大好き、ちくわ。

目標・ゲテモノじゃないもの

よく地元の名物料理(牛タンや釜メシや馬刺など)を使ったアイスがあるが、どうもウケ狙いに走り過ぎているような気がする。なんとなくゲテモノ扱いされているような気がするのは、私だけではあるまい。

それではイカンのではないか、と。
ちゃんと考えて作ればおいしくなるハズだ、と。

そう考えて、スーパーに買い出しに行って来た。「甘くないアイス」と言っても、やはり相性というものがあるだろう。まずは「凍らせても大丈夫そうな物」を、そのままの形で凍らせることから始めてみた。

ここで大雑把な味の傾向を掴み、アイス作りへの参考としたい。今回は慎重なのだ。

結果いかんによっては、企画自体が頓挫してしまう可能性もあるだけに、食材選びにはかなり頭を使った(つもりである)。

結果として好物ばかりを選んでしまったが、大丈夫だろうか。


煮こごり。全部凍らせるのは惜しいので一部のみ。(若干弱気)
おお、裏側ってこんなことになってるのか

 

結果発表

それぞれをラップに包み、冷凍庫へ入れること約3時間。あまりカチカチになっても食べられないし、ちょうどいい具合に固まってきたところで食べてみた。

まずは、サーモンの刺身から。


ワサビ醤油に漬けた状態で凍らせました
これ、うまい!

居酒屋で頼んだ刺身が凍ったまま出てくると、心の中で店主を罵りまくっている自分の発言とは思えないが、これがウマかった。ビックリだ。

最初から味を付けて凍らせたところがポイント高いんだな、きっと。それとも、意図して食べることと、意表を突かれたままで食べることの違いだろうか。ともかく、余裕の合格。


チクワとは思えないサックリした切り応え
おまえは何をやらせても上手にこなすねぇ

続いてチクワ。頭から丸かじりしようと思ったが無理だった。前歯が折れる。仕方なくナイフで薄く切って食べることにした。

これはもう、誰がなんと言おうとウマイに決まっている。夏が来たら本格的にツマミの仲間にしてやろう。チクワ、推薦枠を使い早期合格。

続いて、少し不安があった煮こごり。


周りの水分がパリバリに凍っておりました
おお、なんと不思議な食感なことよ

素の状態からして不思議な食感ではあるが、凍らせるとさらにブニュブニュ感が増し、シャクッ&ブニュッの形容し難い歯触りとなった。

うーん。若干生臭みを感じるが、不合格というには惜しい。補欠合格くらいか。

 

以上を踏まえて

魚は凍らせてもOKという結論に達した。達するのがいささか早い気もするが、とにかく達したのだから仕方がない。

では、次ページよりいよいよアイス作りに突入します。


 

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