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特集


チャレンジの日曜日
 
東京・墨田区の小さな博物館たちがなんだか面白いぞ

博物館2 袋物博物館

次にやってきたのは袋物博物館。こちらもなかなかカテゴリーとして狭めな感じがして僕は大好きです。


袋物博物館

スリッパに履き替える
戦後、多くの袋物の革製品が輸出されたおかげで日本は豊かさの階段をのぼりはじめたわけだ。

靴を脱いで見学する博物館

まずは入口で度肝を抜かれる。博物館なのに「靴を脱いでください」と言われた。
スリッパをはいて鑑賞。博物館にいるのになんか居酒屋にいるみたいな気分で素敵でした。

なぜスリッパなのか伺ったら「まあごめんなさいね、いろいろとね」と何度も言われたが結局理由は聞けなかった。でも館長の話しぶりがいかにも下町って感じだった。

袋物とは、大きく分けてカバン、ハンドバッグ、小物の3つに分かれるようで、それを総称して袋物と呼ぶらしい。

袋物の起源はタバコをいれる袋が開発されたことがはじまりとされている。それまでは荷物は風呂敷に包んで運んだそうだ。

「そう考えると袋物の歴史は意外と浅い」と館長。歴史は浅いが日本の袋物は海外でも評価が高いらしく展示品には世界に輸出した日本の工業製品が飾られていた。

ものを通して歴史を振り返る、というのは学校で習った歴史のサイドストーリーを聞いているようで楽しい


味のある素敵な館長と記念撮影。

袋物博物館
墨田区両国1−1−7
営業時間 13:00〜16:00
第1,第3,第5土曜日、日曜は休館
03-3631-6353

 

その後、ミニ博物館のオンパレード

工場や店舗の一部を改築したため、文字通りものすごく小さなミニミニ博物館があった。



博物館3 足袋博物館(両国)

店舗のディスプレイを改装したミニ博物館。ものすごくミニサイズ。ただ、両国にあるこのお店は力士がオーダーメイドで足袋を作っているようで、店内には小錦や舞の海の足のサイズを実際に体験できました。



博物館4 べっ甲資料館(両国)

べっ甲専門店の脇にあるディスプレイが「べっ甲資料館」。文字通り「小さな博物館」の代表格だ。べっ甲の歴史やさまざまなべっ甲製品が展示されている。



 

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