靴を脱いで見学する博物館
まずは入口で度肝を抜かれる。博物館なのに「靴を脱いでください」と言われた。
スリッパをはいて鑑賞。博物館にいるのになんか居酒屋にいるみたいな気分で素敵でした。
なぜスリッパなのか伺ったら「まあごめんなさいね、いろいろとね」と何度も言われたが結局理由は聞けなかった。でも館長の話しぶりがいかにも下町って感じだった。
袋物とは、大きく分けてカバン、ハンドバッグ、小物の3つに分かれるようで、それを総称して袋物と呼ぶらしい。
袋物の起源はタバコをいれる袋が開発されたことがはじまりとされている。それまでは荷物は風呂敷に包んで運んだそうだ。
「そう考えると袋物の歴史は意外と浅い」と館長。歴史は浅いが日本の袋物は海外でも評価が高いらしく展示品には世界に輸出した日本の工業製品が飾られていた。
ものを通して歴史を振り返る、というのは学校で習った歴史のサイドストーリーを聞いているようで楽しい。
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