ではまず、焼く前の工程をざっくりと説明するのでよく聞くように。
1)バター、小麦粉に水を入れて生地を練る
2)生地玉を手で伸ばして折りながら麺棒で伸ばす
3) 24時間、冷蔵庫で寝かせる
4)冷蔵庫から取り出して、砂糖をふりながらまた手で伸ばす。麺棒でも伸ばす。
5)切ってオーブンへ
以上を、職人の手作業で行うのだ。ここの工場で生産されるうなぎパイの数は1日あたり20万本、それを手で。生地の調子が日によって違うので、それに合わせて手を加えるとのこと。うーん、リスペクト・ザ・職人。(ところでこの生地作りは一般には公開されてなかった。秘密のようです。)
ちなみに、年間での生産量は約7,100万本。それだけではもちろんピンと来ないが、つなげると地球の直径とほぼ同じ長さになるそうだ。つまり、日本から穴を掘って掘ってどんどんうなぎパイを投入すると、一年でアルゼンチンの皆さんにお届けできるというわけだ!(正確にはブエノスアイレス沖の海中だけど) |