小窓から見る「うなぎパイ・焼きライン」
いよいよ製造ラインの見学である。・・・ああっ、これです。これですよ。銀色に輝くロボット、ゆっくり回転していくベルトコンベヤー。萌えー萌えー。
まずは、焼きです。焼き焼き。先ほどの生地を、12mもあるトンネル型の釜の中をゆっくり通しながら、300度で焼いていきます。
そりゃそうですね、焼いてから膨らむのだ。でももとはあんなに細くて、思わず「なはは!」と笑ってしまいました、説明してくださる担当の方の前で。
生地は、折って伸ばして折って伸ばして折って・・・とやっていくうちに、5,000〜8,000もの層が出来上がるそうだ。それを2〜3分も焼いていると・・・。
このあと、急激に冷やすことによって、あのサクサクとした歯触りが生まれるのだ。
ここで!「うなぎパイ」コネタその2!
突然ですがまたここでコネタを。下の写真をご覧ください。これは、何を塗っているところでしょう?
正解は、「うなぎのタレ」です。ということではなく、秘密の液体なのだが、そもそも「うなぎのように仕上げにタレを塗るのはどうか」というアイデアから生まれた工程だそうだ。知らなかったびっくり。あのてかりは、そういう意味があったのか。
しかも、そのタレは100人もいる職人の中でも限られた人にしか製法を引き継がない、秘伝のタレ。
しかも、うなぎのタレのように「つぎ足していく」ものだそうです。びっくり。
そして最後、コンベヤーの行き着く先は、検品担当の厳しいチェック。ここで、割れたものや不ぞろいのものを選別していく。不合格の品も、食べられるものはちゃんと後でまとめて袋売りしている。