デイリーポータルZロゴ
このサイトについて

特集


ひらめきの月曜日
 
眠気をぶっ飛ばせ!


塗り薬を試してみよう

そこで、取り出したのがメンソレータムだ。
「メンソレータムを目の下に塗るといい」というのは、昔からよく言われていることだが、そういえば実際に試しことがない。


ちょうどいい、やってみましょう

きっとクスリが沁みて、目がヒリヒリするんじゃないか? はたまたモニターがぼやけるほど、涙に濡れてしまうのか?

とにかく、飛び道具としては有効だろう。いきなり職場で試して顰蹙を買う前に、家でその効きっぷりを見ることにしよう。

さて、肝心の効き目判定だが、私の顔が苦痛に歪めば歪むほど「効き目あり」ということにしたい。…どうだろう、これはとても分かりやすい判断法と言えまいか。

コンタクトを入れようとしているように見えますが、
恐る恐るメンソレータムを塗っております。
数秒経過。……おや?

…いや、おかしいな。こんなハズではないんだが。

涙が出るどころか、あまり目がシパシパしない。写真では分かりづらいが、こんもりとクリームを塗ったのに、どうしてだ。

「期待ハズレかよー」とガッカリし始めた頃、徐々に目がスースーしてきた。きっと、メンソレータムの成分が揮発してきたんだろう。


効き度:★☆☆☆☆

  涙が出ることもなく、ちょうどいいスースー具合。
極度に眠い時には、あまり効果がないかもしれません。
顔もあまり歪みませんでした。

 

■点鼻スプレー

次は、鼻の中をダイレクトに攻めてみよう。水っ鼻が止まらない時に点鼻薬を使っていたが、いつもは鼻汁が邪魔をして、眠気に有効なのかどうか、いまいちよく分からなかった。


花粉症の方も手放せない一品

ピュッ
うわっ!
(液が鼻から逆流してます)

カラッポの鼻の穴を薬が勢いよく飛び出していき、最初の一発を撃った時点で「ひゃっ!」と軽く尻が浮いた。
「眉間の上あたりまで達したんじゃないか?」と思うくらいに、液がが奥まで届き非常に頭が冴える。これはいい。内側の粘膜から豪快に攻めるところが気に入った。


効き度:★★★★☆

  オススメ。ただし使用回数は1日6回まで(3時間おき)と決められているようだ。「ここぞ!」という場面で効果的に使用したい。私は午後の1時半になったら使おう。ただし、持続性はない模様。クスリとの併用で、魔の「昼飯後」の時間を乗り切ろう。

 

■目薬

次は目薬を差してみる。手っ取り早く気分をシャッキっとさせるには欠かせない一品だ。眠い時だけじゃなく、目が疲れた時にも有効なところが嬉しいじゃあないか。

眠気ざまし界の「気軽に相談できる兄貴分」として頼り、職場に常備している人も多いことと思う。


売場で一番強烈なパッケージを選びました
なんたってレベル7だもの

右手に目薬、左手にデジカメ。

デジカメを持ちながらなせいか、なかなか命中してくれない。カメラを据え置きにすることで、なんとか命中した。

いやー、目がヒリヒリと燃えるようでもあるし、スースーと凍るようでもある。どっちだ。一瞬よくわからなくなる。

熱い風呂に手を付けて、一瞬「冷たい!」と感じてしまうようなものか。違うか。

とにかく、それくらい目がパニックを起こしているのがよく分かる。


さらに顔の歪んだ写真もあったのですが、
さすがにお見せできません。

効き度:★★★★★

  手軽だし効果もあるしで、本当にオススメ。あまりに強烈で、目薬が命中した途端に身体がブルブルッと震えてしまうのが情けない。会社では、あまり人目につかない場所で差すようにしたい。顔もひどいことになっている。

寝たいし、寝たくないし

1日平均8時間くらい眠れたら、今回試した方法など必要ないのかもしれない。ただし、そういうワケにもいかないのが私たちの生活だ。

残業に次ぐ残業、育児に掃除に洗濯、面白いテレビだって見たいし、飲みにも行きたい。どの時間を削ろうか。やっぱり睡眠か。

睡眠の詳しいメカニズムについては、まだよく分からないままだと聞いたことがある。ならば、あれこれ試してみるのも有効なんじゃないか、まだまだ方法はあるんじゃないか、と思う。

ガムを噛むなり、コーヒーやお茶を飲むなり、冷たい水で手や顔を洗うなり…。仕事中に寝そうになったら、手当たり次第に試してみたいと思います。

…眠い。とりあえず、今日のところは寝かせていただきます

 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.