さて、この高専ロボコン、全国63校の高専が全て参加している。アイデアの書類選考を経て全国8地区に分けて行われる地区大会、そしてそこから選抜された25チームが、ここ国技館に集結したわけだ。
この大会、今年で18年目だが、毎年違うテーマで競われる。第1回目のテーマは「乾電池カー・スピードレース」で、乾電池2個で動くロボットに人を乗せスピードを競うという、テーマから容易に内容が想像できるものだったが、第11回のテーマは「生命上陸」。「マシンに搭載した自作のたまごを大中小10個の島に向けて投げ、自作の生命を誕生させる」という、文章だけでは難解なテーマだった。
今年のテーマは「大運動会」。実に単純だ。でも審査員の先生のコメントによると、ロボットが人間のやる競技で競うのは初めてではないかとのこと。まさに歴史的瞬間に私たちもひょっこり立ち会うことに?? |