意外な落とし穴が
折り返し点を過ぎた辺りでデジカメのメモリーが一杯になってしまった。肝心の自分撮りも忘れて仮装してる人とかをじゃんじゃん撮っていたら枚数がかさんでしまったのだ。しかたがないので走りながらちまちまといらない画像を削除していた。かなり地味なパフォーマンスだな、と思われていたのかもしれない。
唯一の作戦はスパート
実はずっと35キロ付近でスパートをかけるつもりでいた。東京国際でのQちゃんに感動したからだ。僕もあれをやりたい。最後のバナナを食べ切り、一気に加速をかける。
が、2キロくらいで力尽きて減速。これで全てを使い果たした。今思い出してもこの後の記憶が無い。
そして感動のゴール
半分意識を失いかけたまま倒れこむようにフィニッシュ。しばらくは感動する体力すら残っていなかった。近くにいたサポートのおばちゃんを捕まえて写真を撮ってもらう。たぶんすごい形相だったのだろう、おばちゃんは少し引き気味だった。
タイムは4時間をちょっと切るくらい。去年よりも30分くらい速くなっていた。
走りました
とういことで今年も走りきりました。去年より練習していなかった割にタイムが伸びたのは、計画的なバナナの摂取と無謀なスパートによるところが大きいと思っています。
実のところ僕は最初マラソンという競技に否定的でした。苦しいのになぜ走るのか、意味がわからん、と。だけど2回走ってみて、走った後に得られるものが失った体力よりもはるかに大きいということを実感しています。まじやばいぜ、マラソン。来年ももちろん走りますよ。