計ります
まずは、買ってきたものの重さを測定することから始めよう。大根のツマや大葉を取り出し、ラップに乗せて秤に乗せていく。
寒い台所にいるのがイヤだったので、暖房の効いた部屋で作業をしていたのだが、生モノが相手だけに、作業はスピードが求められる。
そんなこちらの事情を察してか、どれも50グラムとか80グラムとか、キッパリとした数字ばかりで非常に助かる。いや、正確に計ってから売り場に出しているのでしょうけれども。
どんどんと秤に掛け、その重さをメモしていきます。
問題発生
次に、値段からそれぞれ10円のタネとしての重さを割り出すわけだが、さすが10円分だけに、グラムの単位が1ケタだ。
と、ここで問題が発生。
秤が、どうしようもなくアナログなのだ。これでは正確な1グラム単位の重さが量れない。マグロなんて10円分=2.4グラムだぞ。どうすんだ。
ん? 針、振れましたか? ってなほどに反応がない。
…どうしましょうか。デジタル秤を買いに行っている時間はないし、このまま続けるしかないのだが、それにしても困った。
しょうがない。ある程度まとめて量って、それを半分にして…というやり方で、1グラムを割り出していくことにしよう。正確な数値は望めないが、方法としては間違っていないだろう。