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特集


土曜ワイド工場
 
酢豚食べ比べツアー in 長崎

2軒目

全品550円。なんてわかりやすさだ。

小さいジョッキが付いてきた


すごく、いい感じ

3軒目に入ったのは、これまでとはまったく雰囲気の異なる、こじんまりとしたラーメン屋。高級感こそないものの(むしろ外観からはB級っぽい香りがプンプンするが)、私はここのラーメンが好きで何度か来ている。トロトロの焼き豚がたっぷり乗ったラーメンなのだ。ここのメニューにたしか酢豚があった。

店内はカウンターがメインで、奥に座敷が何席かある。こういう雰囲気好きだ。一気にくつろぐ。

安い!

驚くべきはその値段。なんと全品550円均一。
しかもこれは定食の値段で、単品で頼むとさらに150円引きで400円となる。中華街で食べると一皿1000円以上はするから、驚くべき低コストぶりである。

ここに来るたびにいつも「美味しそうだなぁ」と思いつつも、ついラーメンを頼んでいたので今回初めてラーメン以外のものを注文した。

ビールには、中瓶と同じ直径の小さいジョッキがついてきた。あとオマケで串揚げも。嬉しい。

が、肝心の酢豚がなかなか出てこない。
忘れてしまったようだった。。

ビールをもう一本空けたところで
ようやく酢豚が登場。

 

じゅわーん

パクリ


本日初のパインか!?

出て来た酢豚には、パインのようなものが見えた。
「ついにパイン入り酢豚の登場か!?」
と思ったら、よく見たらタケノコだった。

構成要素は豚肉・ニンジン・玉ネギ・キュウリ・タケノコ。

見るからにうまそう。

うん。うまい。


陳さん直伝の酢豚

店のお母さんに話を聞いてみたところ、数分間にわたって酢豚やラーメンの話をしてくださった。
なんでも陳さんという長崎の有名な料理人直伝の正統な作り方による酢豚らしい。

パイン入りも、事前に連絡すれば作ってくれると言っていた。い、いや、そこまでしてパイン入りを食べたいわけでは…。でもパインのことが気になるのは事実だ。ああ、パイン。

ギョウザも頼んだ

完食



大満足

 というわけで、3軒を巡り、酢豚欲を充分に満たすことができた。ほんとはもう1、2軒巡れたらとも思っていたが、ついつい違うものも食べてしまいお腹を膨らましてしまった。
反省。今度行く時はもっとストイックに行きたい。

3軒の酢豚を食べ比べてみて思ったことは、まず
・どこもうまかった
ということ。それと、もっとパインとかヤングコーンとか店ごとにバラエティー豊かな食材が入っているかと思ったら、意外と統一されていた。(サンプルでは、ピーマンやきくらげが入ってるパターンもけっこうあった。)
これに関してはもっとエリアを広げて、日本各地の酢豚を食べ比べてみなければいけないと思う。新たな楽しみができた。

●お店データ
・新和楼 (場所) TEL:095-822-3016
・京華園 (場所) TEL:095-821-1507 
・びっくりラーメン (場所) TEL:095-821-9913


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