●「地球のひみつ」

続いてはこの

「地球のひみつ」です。

登場人物は
こちらのみなさん
です。

Ｑ太
　ぼうけんは好きだが
　あわてんぼうで
　テストがきらい。

自分の人格を
このような断片的な極論で言い切られるのって
あまりいい気がしなそうなものですが
彼は特に気にかけてはいないようです。

でつまりこの本は
「地球のひみつ」ということで、
地球の中は一体どうなってるのかを知れる学習マンガになっておりまして、
これらのキャラたちがみんなで地球の中に乗り込んで
岩石やマグマやマントルでやんややんや
みたいなドラマが
展開されることになるのでした。

ではそれらのなかで
今読み返してみたら
リアリズム的にややメスを入れたくなったシーンを
いくつか見て行きましょう。

まずはこのシーン

成層火山を意味する「コニーデ」についての
くだりでして、
そのコニーデを
博士が男の子に説明しているシーンなのですが、
そのコニーデを説明された
彼のリアクション

　「コニーデか

　かわいい女の子のなまえみたいだなぁ」

…

彼にとっては
成層火山を意味するコニーデ＝かわいい女の子
と直結してしまうですね。

この妄想力

変態ですね。

で続いては、
男が女に
花崗岩を渡すシーンなのですが
（ていうかそんなシチュエーション自体普通クエスチョンですが、）

そんな花崗岩を渡された
その彼女のリアクション

　「まぁ、かこう岩ね。
　
　ごましおみたい。うふっ。」

彼女も
病気ですね。

そしてまぁ最後は
この手のマンガにはありがちな

最後にちょっとした
けなし笑いを持ってきて
どっちゃらけで
みんなでははははは
みたいな
大団円シーンなのですが、

さて
このマンガの場合は

最後のコマが
不自然にデカイです。

まぁシメのコマではありますが
ははははは
のために
何もこんなデカさで
ははははは
シメ
しなくてもいいような気がしました。

さぁでは
内容はこんな感じで
リアリズムのかけらも無い
仕上がりになっておりましたが、

ではこの辺で
よりリアルを追求するためにも
登場キャラのだれかを
リアルイラスト化
してみることにしましょう！

よし、
では今回は
この
要所要所で
年甲斐も無くうろちょろしていた
このヘルメットのおっさん
博士を

リアルにしてしまいたいと思います！

………

さぁそして
描いてみまして
コイツの
リアルイラストが
ついに完成しました！

では発表します！
それが
これだ！

どん！！

…

右の目が
ちょっとあれになってますね

ではこの秘密は
無事リアライズできたところで
では
次の秘密に
いってみましょう！