ミニカーや小さな機械の写真ではメインのものの横にタバコがおかれている。
タバコと比べてもこんなに小さいんです、と主張するためだ。でも、逆にタバコの箱が大きかったら、普通のものはすべてミニチュアに見えるのではないだろうか。タバコの箱の大きさは絶対ではない。
ヘリクツと言われないように、実際に作ってみました。(林 雄司)
芝生に落ちてたタバコの箱……
上記の写真を見ていただきたい。芝生に立ててあるたばこである。
巨大なのだ。このために作った。これさえあればなんでもミニチュアだ。すごいだろう。
SFでいえばすべてを小さくしてしまう光線を出すぐらいの能力である。では、手当たりしだいにちいさくしてやろう。ピー(光線が出る音)。
ミニミニ弁当食べるミニな僕
ミニいじけ
ミニブランコ
ミニブランコのまえのタバコに驚くミニ子供
ミニたそがれ
ミニくつ
ミニはと
ミニピエロ
ミニレジで支払うミニ客
ミニ同僚はたらくミニオフィス
おもしろい。
ミニチュアになっているかどうかわからないのだが、でかいタバコの箱をおいて写真を撮ることがおもしろい。でかいタバコの箱がある景色がおかしい。
この箱はどうやって作ったのか。話は二日前にさかのぼります。