最後に渾身の一作をご覧ください
1ページ目でもふれた、「コピー機がコピーするときの動作音」の楽譜は、4パート8小節にわたる大作となった。
川島さんの偉大なる仕事に敬意を表し、この特集の最後を飾る楽譜として、紹介したいと思う。
この曲に対するレビューはこんな感じ。
「最後の小節がFで終わることを考慮し、この楽曲の調性をFメジャーと仮定すると、コピー中の Cadd9 からコピー後の F へのコード進行は、まさにドミナント→トニックへの移行、すなわちドミナントモーションを意識していると考えざるを得ない。メーカーの深い設計思想が表れているといえよう。」(三土)
なんのことやら。
まちは音階であふれている
調律のときにつかう音叉は、一秒間に440回ふるえて、ラの音をだす。 この地球も、地震のときには1時間に数回ふるえらしいから、ものすごく低い音をだしている、といえないこともない。
そういう意味で、世の中は音階であふれている。 外に出て、いろいろな音を聞いてみるのも、意外に面白い。
夏休み、音階採集はどうだろう。
ぼくはもういいです。
聞き取った音階はノートに写し取ろう