ここだけの話ですが。
わたくし、高校生のころ、ものすごい太っていました。
その後、ものすごい痩せてしまって、骨と皮だけになりました。
ぶっちゃけ心の調子が悪かったせいでした。人生の最大体重と最少体重が25キロほど違います。
いまはその中間くらいで、わりと健康です。
なので、ダイエットクレイジーの気持ちが大変に分かるつもりでいます。
食べ物とのお付き合いが、うまくいかないのです。
だから、たまに、当サイト読者の方から「大塚さんの撮影する食べ物の写真って、なぜかグッときます! わけわからんけどグッときます!」とか言われると、考え込んでしまいます。
それはもう、好きなんだけど、うまく好きになれない、ダメな恋愛みたいな感情が、食べ物に対してあって、その変てこりんな感情が写ってんのかなあ、と想像するからです。
で、先日、某カロリーゼロ飲料なんかを飲んでいたんですけどね。
……カロリーゼロ飲料って、後味が、ものすごい悪い、というか気持ち悪いじゃないですか。
あれは一体なぜなんだろう? と考えたのです。
人間は生きるために食うわけです。食べないと死んじゃいます。
でもカロリーゼロのものを作っているし、食べてしまう。
生き物として、やってることがヘン。
その罪の味が、あのキモチ悪さなのかなあ、とか思ったのです。
でも、どうしようもない。
人類のやってることなんて、生き物として矛盾だらけじゃーん! とか思いながら、私も、美味しいものを食べながら、痩せて格好良くなりたいわけで。今年も夏にむけて、軽くダイエットでもしようかなと、考えているというわけで。
そこでカロリーゼロ&低カロリー食物の試食会を開催しました。アット・マイアパート。
相方はデイリーライター、高瀬嬢です。
(text by 大塚 幸代) |