今回のパートナー
遠くにたこを飛ばしているグループがいた。2本のひもで操縦して、くるくると自由に空をとびまわっている。スポーツカイトと呼ばれるものだろうか。
小気味よく動くたこはまるで空を見たときに目の前をピンピン飛んでいるあれのようだ。
僕がたこをあげている広場のまわりには思い思いに休日を過ごす人たちがいた。カメラをぶら下げたたこをあげるのも思い思いの端にいる。はず。そう信じてたこあげに専念する。
凧をあげるふりしていろんな場所を駆け抜けるという企画にしてもいいかもしれない。バーベキューをしている家族のあいだに、いちゃつくカップルの間を、たこを持って走り抜ける。普段よりも速く走れそうである。
そのアイデアは別の機会にして、本題に移ろう。空から撮れた写真だ。いい風も出てきた。