ヘアピンカーブ
街に出た私はここでバスを乗り換えて、今度はヘアピンカーブがある路線のバスに乗る。以前、自分の車でそこを通ったことがあるが、ドライバーにとってかなり嫌な道だったことを覚えている。ヘアピン具合がすごいのだ。
大通りから曲がるといきなり、最初の急カーブがある。 ここは上から見た方がわかりやすいので、俯瞰で。
1ページ目で説明した内輪差を考慮して、グワーンと対向車線にはみ出して曲がっていく。 対向車線に信号待ちの車が停まっているとバスが曲がれないので、「そこに停まるな」という意味で白い斜線が引いてある。
反対側から来たバスも、やっぱりハミ出しながら曲がる。 横をすり抜ける車は要注意だ。
そして次に迫り来るのはほぼ180度のヘアピンカーブ。 こんなとこバス曲がれるのか? とも思うのだが…
ハンドルをグリングリン回して、けっこう余裕でクリアしていった。
↓これまた外からバスを見るとこんな感じ。
センターラインを大胆にハミ出す。 対向車線を走る車の協力も不可欠だ。
この坂の上にはホテルがあるので他県の観光バスも時々通る。長崎のバスの運転手は慣れてるので余裕で曲がっていくが、初めてここを通る県外のバス運転手にとってはなかなかの難所のようだ。
予断を許さない
ヘアピンカーブの次は、幅の狭い道。道は狭いがバスはでかい。その上、交通量がけっこうあるのですれ違うのに一苦労だ。
長崎でバスを運転するのは、普通より5倍くらい大変なんじゃないかと思った。