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特集


フェティッシュの火曜日
 
東京の地下鉄文庫マップ

丸の内線


霞ヶ関

都心の乗換駅。通勤者は、文庫にはあまり立ち止まらないようだ。


かすみBOOKSという立派な名前までつけてもらったのに、本ナシ!


中から何か出て行った後みたい。


ということは、売られちゃったのか。

しっかりしろ、かすみBOOKS、と言いたい。

主なラインナップ

なし

総計 0冊

 



四谷三丁目

ここは駅自体の構造も他と違い、いったん改札を出ないと反対方向のホームにいけないらしい。本の置き場所も、どこかエキセントリックだ。


精算機と改札のあいだに、いきなり中小企業の応接室があった。


しかもダブルネーム。

デッドスペースを有効に使いすぎだ。誰か住んでるみたいではないか。人んち感が漂う、へんな駅。ちなみに、池袋方面行きのホームにあります。

主なラインナップ

・全日本パ・リーグ党宣言
・人間はどこまで動物か
・カッコウはコンピュータに卵を産む

総計 140冊

 




中野坂上

ここで、生まれて初めて、文庫の利用者を目撃した。しかも2人。ということはかなり、地元に浸透しているといえるのではないか。

観察するうちにも、ざっと選んで何冊か借りていかれた。


この方は整理して、帰っていかれた。


「徳川家康が何巻もあっても、こりゃしょうがないねぇ〜」

お一人に聞いてみた。「近所に住んでてね。ちょくちょく来ますよ。今日はあまり収穫はないねえ」とのことだった。ここは、改札の外にあるので、通勤客でなくても図書館代わりに利用できるのだ。

主なラインナップ

・こちら殺人現場ですが
・やっつけ仕事で八方ふさがり
・徳川家康(が13冊)

総計 33冊

 




新中野

「なべよこ文庫」といきなり来ました。何だろう、鍋物横丁でもあるのか?と調べてみたら、やはり「鍋屋横丁」というのが近くにあった。

ナンシー関さんが昔、「名前と関係ないニックネームがついたら勝ち」と何かに書いていたが(ex.沢田研二の「ジュリー」、美空ひばりの「お嬢」など)、ここも文庫的には勝ち組なんだろうね。


幸せな文庫。


屋根までついてる。

主なラインナップ

・半佐夢 全権密使
・マディソン郡の橋
・飛ぶのが怖い
・クマの時代

総計 83冊

 

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