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特集


土曜ワイド工場
 
東京各所の雑草でコケ玉を


やっとコケ玉作り

そこそこ採取した雑草を使ってコケ玉を作る。土をいじるのは久しぶりです。

まず草やコケを洗います。洗っていると、いろいろなゴミがついているのに気がついてしまう。タバコの吸殻のカスらしきものや、犬の毛?など・・・。道端の草なんだから当然なのだが、見たくはなかった・・・。

 


根っこの土を洗う。 コケを洗うのは難しい。

以前から考えていたことがある。人間の髪の毛や何やらは、部屋の中では落ちていると目立って気になってしょうがない。それが、外にも同じくらい、いや大勢歩いてるんだからそれ以上落ちているはずなのに、あまり目に付くことはない。あれらの毛や何かはいったいどこに行ってしまっているのか。

それが今わかった。隅っこに生えてる雑草に引っかかったりしているのだ。それを採ってきたと、いうわけですね。

きれいに洗ったら、「けと土」という土をこねて、草をあえていきます。


材料オンザグラウンドオブトーキョー。 コケ玉には「けと土」。

土なんて触るの久しぶりだ。 水を足しながら練っていく。

草を植えて固め、 コケを貼り付けていく。

作るのは初めてだが、これは誰にでも簡単にできると思う。土を丸めて草を植えてコケを貼るだけ。コケを貼っているときが楽しい。すごく本格的なものができていくのをまのあたりにできるからだ。このとき誰しも、「これ売って暮らそうか」と思うはずだ。


これ売って暮らそうかしら。

草が、はっきり言って、しょぼい。まあいいでしょう。コンピレーション・コケ玉・オブ・トーキョーともいうべきものが出来上がった。仲見世通りで外国人に売ったっていい。



柱の陰って、犬や人がオシッコするから、養分にはこまらないんじゃないかと気づいた。あまり細かく考えないほうが長生きできるので、考えない。


 

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