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特集


土曜ワイド工場
 
テルミンをとうとう作ってみた


かっこいいぞ私

手にはハンダごて。頭にはヘッドルーペ。もうこの状況だけでも、やってよかったと思う企画である。これで無事テルミンができればさいわいだ!


トランジスタ溶接用の30Wのを新たに買ってしまった、
ホビーショー行ったときからほしかったルーペ。最大4.8倍だ!

まずはバラバラの部品を種類わけ。骨が折れる。ここで間違えたら元も子もない。ひとつでも部品を間違えたり接続箇所を間違えたりすると、電流が流れなかったり部品が壊れたりするので慎重に。


厳密に、でも緩やかに。
こうやって基盤にさす。
さしたらパターン図のとおりに曲げて、根元をハンダづけ。
全部品をさして、表から見た図。

ハンダづけは経験したのでまあ問題ない(と思う)のだが、部品同士の線をつなぐ道筋を図から判断するのにえらく時間がかかった。でも、市販の機器の中に組み込まれているような、いろいろささったにぎやかで楽しそうな基盤が私にもできるのだ!という実感を得たいがために、夜中までがんばった。

ほんとうなら、小学生くらいで経験しておきたかったことではある。

自分が今つないでいる部品がどんな意味を持っているのかもあまり理解せずに作っている。回路図というお告げをもらい、手が勝手にテルミンを作っているという感じだ。


裏から。おお、回路っぽい。
そして外付け部品をつなぐ。

一時期、ビーズアクセサリー作りに熱中したことがあった。習い事として言うなら、それと同じくらい、私にとって電子工作は楽しい。音が鳴ればもう言うことはない。

A. ビーズからはアクセサリーができる→つけて自分を飾り歩く楽しみ
B. 電子工作では楽器やラジオやネオンやら、実用的な道具ができる→使う楽しみ

ほら、同じだ。丸の内OLなどの「自分探し習い事」に、ぜひ電子工作も入れてみてほしい。


タッパーをケースに。部品を取り付ける穴を、こつこつとあける。
部品にもともとナットがついているので、ケースに取り付けられる。などと初めて知った。

ケースは、家にあるタッパーで代用。フタごとレンジに入れて加熱して以来、フタが閉まらなくなったので、テルミンケースとして生まれ変わることになった。

ケースに部品を付けると、ぐっとそれらしくなった、その様は次のページで。



 
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