そしてしり取りは終わる
それぞれ分かれて、自分の見つけたメニューを待つ。
まずは僕が見つけた最終メニュー。 それはこれ。
→10.キムチラーメン
一竜のキムチラーメンで、僕のしり取りは終わった。
それではお隣りの屋台で待つ林さんの「キでラ」なメニューを見てみましょう。
「こ、これは?」 「ええ、カルボナーラです」 「カルボナーラ? カで始まってますよ」 「いや、ほら」
「生ハムと野菜のカルボナーラ……、ナでしょ?」 「だから、きはむとやさいのカルボナーラ」 「きはむ?」 「ええ。えへへへへ」
駄目だ。酔ってる。 「きはむ」は無視する方向で、今回のしり取りはこれにてお開きです。
屋台の取材を終え、せっかくなので福岡の夜を楽しもうという事になり、ニフティの社員さんたちと合流し、中洲の居酒屋に入った。
「えーと、ら、ら、ら……」
林さんの中ではまだしり取りが続いていて、まだ「ら」のつくものを探していた。