まずは朝の大手町
午前8時30分。大手町駅前交差点付近で、出社途中のサラリーマン・OLさんたちにストーカー・プロを向けた。 朝から日射しが強い。 「今日も暑い1日になりそうだ」 額の汗を拭い、空を見上げるジャパニーズビジネスマンたち。9時が近づくにつれ、人々の足取りが速くなっていく。特に女性の小走りが目立った。
次はお年寄りで賑わう巣鴨
巣鴨地蔵通商店街のお昼過ぎ。凄い活気だ。 各商店のディスプレイが通りにせり出ていて、屋台も沢山だ。少し歩いては屋台をのぞき、少し歩いては商店に入る。そんな動きを繰り返すお年寄りたちに、計測チャンスは限られる。 店頭に飾ってある洋服と、通りを歩く人たちの服そうがほぼ同じなので、商品と人間の区別が曖昧だ。あっ、マネキンが動いた!みたいな。
ガラッと若返って原宿へ
巣鴨の次は原宿の竹下通り。ここも凄い人の数だ。 小学生くらいの女の子がタレントグッズの店に入り、色の黒い若い男がかわいい女の子をスカウトしていて、こんなに暑いのにクレープを食べながら歩いている子もいる。モサッとしないのだろうか。 通りに流れるサザンを聞きながら、ショッピングを楽しむ若者にストーカー・プロを向けた。
お隣の渋谷も見てみよう
渋谷のスクランブル交差点はどんな具合だろうか? センター街側から横断歩道を渡ってくる人々を狙う。 ここに来て100人近くの歩きを計測した。だんだん顔つきでスピードの見当がつく様になった気がする。いや、顔つきというよりも目線の位置だろうか。高いほど速く、低い程遅い、の法則。
結果、歩くスピードが速い順に並べると、大手町、渋谷、原宿、巣鴨となった。 一番スローな街は巣鴨だった。
もう4万5千円分償却したのでは? いや、まだだ。
最後は多摩動物公園だよ。