デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
東急メディアコミュニケーションズ

特集


ロマンの木曜日
 
7センチ背が伸びた

とはいっても、34才にして成長期を迎えた訳ではなく、7センチ背が高くなるシークレットシューズを買ったのだ。

お互い隠し事をしない関係が理想で…、と男女の関係において「秘密」はタブーとされる事が多い。男女間じゃなくても基本的に隠し事はいけない事とされている。しかし、どうだろう。生きていれば秘密の1つや2つ、あって当然なのではないだろうか。むしろ隠し事を持ってるくらいの方が、人間としての器?みたいなものに深みが出るんじゃなかろうか。

という訳で、シークレットシューズだ。
思えば、小さい頃からずっと小さくて、人を見上げてばかりの人生だった。この靴を履く事でそんな長年のコンプレクッスが解消される訳ですから、これくらいの秘密、是非とも大目に見てください。

(text by 住正徳



毎度、佐川急便です
じゃーん!シークレットシューズ
丈をシークレットシューズ仕様に
これくらいですね

シークレットシューズがやってきた

ネット通販でカンガルー革のビジネスシューズを注文した。ビジネスシューズといっても、ただのビジネスシューズじゃない。履くだけで7センチも背が高くなるという、夢の様なビジネスシューズだ。

注文後、2日ほどで商品が届いた。

商品を受け取りサインをする。いつもと同じ動作だが、箱の中身はシークレットシューズ。佐川急便が「秘密」を届けてくれた。

「外観・内観ともに普通の靴の高さ。それでいて7センチアップを実現」

そんな商品キャッチコピー通り、パッと見は普通のビジネスシューズと変わらない。言われてみれば、何となく踵が長いかな、って程度だ。多分。
マジックインソールという特許技術により、従来のシークレットシューズに比べ中底も深く仕上がっている。脱いで置いてあっても、普通の靴と変わらない。多分。

そんな中底の下には7センチ分の秘密と夢が詰っている。

----

このシークレットシューズを完璧に履きこなす為には、普段よりも丈の長いズボンが必要だ。
「洋服の青山」に行って、スーツを新調することにした。
シークレットシューズに合わせてスーツを作る。長年の夢が叶うのだから、それくらいの贅沢も許されるはず。


--この靴に丈を合わせて欲しいんですけど……
恥ずかしさを抑えてお願いしてみた。店員さんがシークレットシューズを見る。

店員「あっ、僕も今度こういう靴を履くんですよ」
--えっ?何でですか?
店員「ええ、8月に結婚式なんです。僕の」

結婚式で新郎がシークレットシューズを履く。それはそれ程珍しい事ではないらしい。期せずしてシークレットシューズつながりとなった2人。すっかり打ち解けて、ズボンの丈を調節してもらう。

そして、今スーツを買うと2着目は1000円で買えると言われ、1着目の立場はどうなんだろうか、と疑問を感じつつ、せっかくなのでもう1着買った。

2着目のズボンは、通常の靴に合わせて丈を詰めてもらった。


 

▲トップに戻る 特集記事いちらんへ
 
 



個人情報保護ポリシー
©TOKYU MEDIA COMMUNICATIONS INC. All Rights Reserved.