魚類の場合
「魚の大量死」と、人間の魂を比べてみたくなった。もう哲学に近い気がしてきた。たたみいわし、いくら、辛子明太子、桜海老、こうなご、シラス干し。
桜海老
生態系のピラミッドの下のほうは、もちろん大量に産まなくては種の存続に関わる。これら細かい生物達を目の前にして、そんな当たり前のことに思いを馳せる。
桜海老はそのなかでも妥当な数ではないか。
いくら
数えてみたら意外に多かった。こうやって見てみると、自然界にはあるまじきどぎつさの色である。 つぶれて皮だけのものは数えないこととする。
辛子明太子
いや、辛子かどうかはむろん関係がないのだが。
あらためてその指っぽいビジュアルにおののく。いきおい、よけいに生命というものを感じる。
サンプリングで取り分けてみてもクラクラするような数だったので、計測はひかえさせていただく。
ヒマなときにいつか数えてみたい。