恥ずかしい紙とは
では今回出土した紙を紹介しよう。
・大学の成績表
・高校のときの数学のテスト2種
成績表の「失格」と「放棄」の違いがもう今となってはよくわからない。たぶん出席不足が「失格」、学期途中で履修を解約したのが「放棄」だろう。
この写真だけではダメ学生としか見えないが、これは2年のころの成績だ。無事4年で立派に卒業した。ほら、Aだってとってるだろう。
そして高校の数学のテスト。なぜ上京するのに持ってきたかというと、単純に面白いと思ったから。しかし17点と8点、狙ってとれるものではない。真剣にやったつもりだが最後まで数学とは意思の疎通がはかれなかった。
本当は他に「0点」の答案もあったはずだった。やはり数学の基礎解析で、先生はうちのクラスの担任だった。あまりの申し訳なさに、テストを提出するとき裏に「勉強しましたがまったくわかりませんでした、次回はがんばりますのでお許しください」と書いたのだ。しかし今回どうしても見つからなかった。見せびらかしているうちにどこか行ってしまったのだろう。
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