第二段階
同じ色の食材をサイコロ化する
そんなわけで、今度は食材を白に限定する。大根、豆腐、はんぺん、アイスをチョイスした。
麦茶だと思って飲んだらコーラだった、みたいなことは良くあることだが、今回は切って準備するのも、食べるのも自分。それでも勘違いの食感は演出できるのか。
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味は色々だけど、白 |
さっきよりも少し大きめに5センチ四方ぐらいにカット。食べてみた。
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上から時計回りに
はんぺん、アイス、豆腐、大根 |
はんぺん
冷や奴みたいだ。よく見ればはんぺんなのは分かるにもかかわらず、食べた瞬間、冷や奴の味でないことに戸惑う。
大根
冷や奴みたいだ。よく見れば大根なのは分かるにもかかわらず、箸で食べようとしたとき固いことに戸惑う。
アイス
冷や奴みたいだ。よく見ればアイスなのは分かるにもかかわらず、食べた瞬間、甘いのにびっくりする。
豆腐
冷や奴だ。
わかったこと
脳は全ての食材を冷や奴であると認識した。白くて四角い食べ物は冷や奴だというすり込みが強力なようだ。
色だけでなく、形も味に大きく影響することが分かった。
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調子に乗ってかつぶしも乗せてみる |
そして、この調査後、興味深い現象が起きた。
この白いサイコロ四種を全部平らげたのだが、全然お腹一杯にならないのだ。全部違う味なのに、色んな物を食べている気がしない。
満腹中枢を刺激しないのは彩りがないからか?それとも全部サイコロ型だからか??
わかったこと・追加
同じ色、形のものばかりだと満腹にならない。
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では、普通の料理の具が全部サイコロ型だったらどうだろう。ちゃんと普通通りお腹一杯になるんだろうか
研究は対象は食材から料理へ。第三段階に入ります。
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