牛丼、好きだ。 会社員時代、仕事の徹夜あけの朝に食べた、ああたたかい肉の味。醤油のにおいと甘いたまねぎ。冷えた身体に、胃に、ほとほとと落ちていく感じがたまらなかった……あれが食べられなくなっちゃうなんて。なんてことだ。
そこで、頼まれてないのに、牛丼に代わるメニューを考えてみました。素人ながらに頑張ったつもりです。牛丼を扱う飲食店担当者様、ぜひ導入のご検討を、ご一考頂ければ幸いです。
*メニュー考案協力:当サイトWebマスター林さん、ライター山内愛美さん、そして友人のタカセさん(「原因と結果」)。 試食会は大塚と友人のR子、タカセさんで行いました。
(text by 大塚幸代)
これは昨年、「カレー健康法」という企画をやった時に作ったレシピをアレンジしたもの。
肉エキス的なものは一切入ってないので、ベジタリアンの人も食べられる。菜食というとパンチのない食べ物を想像してしまうけれど、これは違う。香辛料バリバリだ。
「肉がないのを忘れさせてくれる満足感がある」(R子) 「女子にウケると思う。見た目が可愛いし、松屋で売ってたら食べる」(タカセ)
ターメリックがたくさん入っているので、便秘にも効くと思う。
勝手に決めた店頭予想価格:280円
「『スパ王』を食べ終わったあと、ゴハンを入れるとすごくうまいんです! だから、ミートソース丼を作ったら、絶対ウケますよ」 という林氏の提案で作ったのだが…。
確かに味に関しては、予想したほどの違和感はない。
「何も食料がないときに食べるメニューみたい。ジャンクな味」(タカセ) 「給食っぽい。ソフトメンを思い出す」(R子)と、女性陣には不評。
私は「レタスをきざんでソースの下にしいたら、沖縄のタコライスっぽくなるのでは?」と思った。研究の余地あり。
勝手に決めた店頭予想価格:120円(「チーズバーガーぐらいの値段かな?」ということで決めた)