ヨシダさんの1年前、メガネくんからはじまった。
林:では1年をふりかえりましょう!
ヨシダ:ちなみに一番記憶に残っているのは「大掃除ライブ中継」です。なぜなら一番最近だからです。
林:そうですよね。1年前のって新鮮です。
ヨシダ:とりあえず去年の今頃は「メガネ君」を書いていました。今見るとあの漫画なんか羽根つきで始まっているんですね。われながらどうかと思います。
林:あれ始まったときはニフティ社内でも話題になりました。
ヨシダ:いえいえ滅相もございません。でも、あの頃は月ごとのテーマ縛りがあって、それに話をあわせるのが大変でした。「汁」の次「愛」って。
林:月が替わったときの展開すごいですもんね。
ヨシダ:ブラ汁って。
林:というか、テーマ「汁」でお願いします。というのも失礼でした。
ヨシダ:汁マンガって今まで読んだことなかったらちょっとビックリでした。ジャンプでもそうないですしね。
ヨシダ:でも無事「天下一メガネ武道会」も開催されてオールOKですよね。
フセインをいち早くネタにした男
林:そして5月から始まった週刊少年ヨシダ。フセリアルはいま見ると感慨深い。
ヨシダ:フセインがきわめて吉村作治みたいですが、今思えば涙なしでは見れませんね。見れますね。
林:フセイン、関西弁ですもんね。
ヨシダ:そうでしたよね。昔世界史専攻だったとは思えない時代背景スタンスですよね。
林:世界史だったんですね。
ヨシダ:受験マシーンです。インノケンティウス3世。
林:それは爆笑オンエアバトルに出てる芸人さんですか?
ヨシダ:教皇として周囲を破門しまくってた人ですが、結局はそうですね。500キロバトルでした。
林:歴史上の人物もキロバトルで測定。ヨシダさんが描く歴史上の人物って面白いですよね。ペリーとザビエル。
ヨシダ:ペリーはしょうゆ顔、ザビエルはソース顔ですね。
ヨシダ:でも歴史好きですよ。なんなんでしょうこのフォロー。
林:黒船みた人たちが「黒い…」って言ってるのも好きです。そのままの感想で。
ヨシダ:その辺はジャーナリストして史実に基づくよう心がけています。
林:ええ、なにしろ黒船です。
ヨシダ:黒いですよね。
林:他に特徴なかったんですかね。
ヨシダ:なかったと言われています。
林:あとことしショックだったのが、受信トレイ。
ヨシダ:これはきっとビルゲイツも「No Kidding!(マジかよ!)」ですよね。 ごめんビル。
ヨシダ:でもデジタルってそういううわついたとこありますよね
林:パソコンに詳しい人が使う「相性」ってのにもだまされている感じが果てしなくします。
林:もってきたCD読めなくて、相性が……、っていわれると、大人なんだから歩み寄れよ、と思います。
ヨシダ:そうですよね。その辺はやっぱり僕らがジャーナリストとして警鐘を鳴らしていかなきゃいけないですよね。
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