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特集


ひらめきの月曜日
 
鍋レボリューション2003

武蔵小山パルム商店街
荏原商店街
 

(3)夜光る

現在商店街の飾り界に風雲を巻き起こしていると思われるのが、この夜光るタイプだ。

12月ともなると、ちまたの飾りの例にもれず、商店街の飾りも光らずにはいられないのか。

多かったのは白い木にイルミネーションのライトをくくりつけたもの。

白い木だけだと昼間は地味だが、クリスマスを前にして店ごとの飾り付けが派手になってるのでそんなに気にならない。

「あとはそれぞれの商店さんにお任せして、商店街サイドの飾りとしてはこんなもんで」みたいな商店街と各商店の間の折り合いもあるのかもしれない。飾りから見えてくる大人社会。

でも光る飾りって、店のシャッターが全部閉まった閉店後が一番きれいだと思うんだが、それでもいいのだろうか。

旗の台東通り
中延スキップロード かわいい
西小山すずらん通り 夜になって本領発揮
夜は肉も輝いている
    
たれてない

イメージ図

渋谷ではどう光らせるか

光る飾りで注目したいのは渋谷センター街。

渋谷はそこらじゅうネオンだらけでかなり収拾がつかなくなっている。そんなネオン畑で、商店街としてどう出るか。

見上げてみると、 ながれ星を形取ったライトが光ってた。おお、さすが渋谷だ。あか抜けてる。プラス、どこか決定的に他の商店街とは違う気がした。何だろう。

「そうか、垂れてないんだ。」

商店街の飾りといえば、通りの両側から道に向かってしなだれかかっているイメージだが、ここのはしっかり自立してキリッとしている。

センター街にはダラダラしたイメージがある。その分飾りでキリリとして、プラマイゼロで丁度良いのかもしれない。

 

最後はどの分類にもくくれなかった、我が道を行く飾りです。


 

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