見事ホントの紅白への出場をいとめたこの曲も
歌わないわけにはおられません！

なんでだろうには
普段は主に「めちゃイケ」で接していた僕ですが、
実際に歌として歌って見るのは
今回が初めてだ。

早速歌って見ると、
次々とさまざまな疑問が提示されてくる。

コンブが海の中でダシが出ないのはなんでだろうか。

知らん。
歌ってたらそんなこと考えてる時間はない。

で歌いながら、
いざ自分でなんでだろうをやってみると、
この腕を振りかざす動きが
思いのほか結構にすがすがしい。

なんでだろう、いいじゃん。

今の僕にとっては
かつてＸのライブにおいて
両手を「Ｘ」にかざして自分を誇示していた人々もすべて
なんでだろうをしていたかのように思えてしまう。

さぁそして、
次々と浮かんでくる疑問を振り払うかのように
見事に踊りながら歌いあげた、
この「なんでだろう」の得点は…

現代の若者特有の孤独感・寂寥感を
切々と歌いあげ、見事ヒットを記録したこの曲！

あぁもう
暗い。
しょっぱなから
暗い。
この歌のダウナーさ
僕にピッタリだ。
たまらない。

それにしても「一青窈」って名前
最初見たとき
モンゴルの力士の四股名かと思ったものだよ。

そんなことを思いながら
高まり続ける情感とともに
サビに突入！

「ええええええぇぇえええいやややややぁぁぁぁああああ〜」

もう絶叫だ。
まるでジョジョだ。

カラオケ屋の店員が
いま部屋に入ってきたら、
きっとすぐさまもらい泣きだ。

さぁそして、
業を背負った魂の叫びを吐き出し続けて歌い上げた
この「もらい泣き」の得点は…