さぁ、まず白組のトップバッターは、
今年彗星のごとくミュジックシーンに現れた
森山直太朗のヒット曲「さくら」!
出だしからさっそく
森山張りの高音ハスキー裏声で
果敢に独唱スタートダッシュだ!
しかしヘロへロ。
裏声加減が
「ふ〜じこちゃ〜ん」方向でのダメ裏っぷりだ。
やばい。
一歩間違えれば
ジャイアンリサイタルだ。
あきらめよう。普通に歌おう。
でもキーを落として普通の声で歌っていると
この「さくら」という歌、
そのあまりにもスタンダードナンバーな名曲っぷりに
なんか音楽の授業のような気分にになってきた。
まるで大地讃唱かなんかを歌っているようだ。
そして
曲の盛り上がりとともに
壮大なサビへ。
この「さくら」、サビによると、
咲き誇る桜のもと、旅立つ友との、さらば別れの曲でもある。
だから僕は、
この歌詞を見る度に、
僕の友人の小野君が、とある春の日に
マンガ喫茶に向けて自転車で旅立っていき、
その途中の桜咲く坂道で、電信柱に真正面から激突した
あの日の思い出が、まるで昨日のことのように蘇ってくる。
歌の力ってすごい。
さぁそして
「さくら」というより実家「佐倉」への
想いをこめて歌い上げた「さくら」、はたしてその得点は…!?
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