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特集


ひらめきの月曜日
もっと速く走りたい
ゴールめがけて!
2003年世界陸上パリ大会。末續慎吾選手の走りに私は震えていた。
 
最後に短距離のタイムを測定したのは中学校のときだったか、いつのことだか忘れたが、結果が50m 9秒98だったということは覚えている。クラスで最下位だった。私以外のほとんどはみんな8秒台だった。
 
もっと速く走りたい! 末續選手みたいに、風をきって。
 
そんなわけで、一大駿足プロジェクトを慣行!ズバリ、速く走れるようになりました!!
 
(text by 古賀 及子
 
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ビニール傘
自動改札で入る

東京競技場
あこがれの茶色いところ

ちょっとまて!
陸上競技場へ
 
やってきたのは東京体育館の陸上競技場。今日はここで50m走のタイムトライアルをする。
 
一周200メートルのグランドはちょっとこぢんまりした感じで、練習している人たちも思い思いに自分のペースで走っていた。いい雰囲気。
 
グランドと言えば、学校の土のグランドにしか立ったことがない。未踏の地、陸上競技場の「あの茶色いとこ」に立って気分は盛り上がる。
 
「よーし!はしるぞー!」
 
勢いをつけてトラックへ駆け出す。
 
「こら!ちょっとまて!」
 
走りの指導のために来てもらった元陸上部の友達にあわてて止められた。
 
「だめだよ!あぶないよ、いきなり走ったら!体あっためないと!」
 
しまった。はしゃぎすぎたか。スポーツは怪我と隣り合わせだ。落ち着いて、まずは軽くストレッチをし、トラックをゆっくり3周。
 
その後、再びきっちりストレッチ。すべて友達の見まねでやってみる。
 
実は最初のトラック3周で、すでにかなりヘトヘト状態だった。こんなんで大丈夫なんだろうか。よぎる一抹の不安をかき消しつつ、まずは現状を知るためにタイムをとってみることにした。最後の記録、50m 9秒98の記録からどう変動しているか。1本目、測定です。
こんな感じか? これでいいのか? もっと伸ばせ
   


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