小型カメラを色々なモノに搭載したら、どんな風景が見えるだろうか? ラジコン、中華料理店のテーブル、犬、ペットボトルロケット。それぞれから見える風景を映像として記録した。そこから見えたものは、夢か希望か、それとも……。 ちょっと新鮮な映像世界をどうぞ。 (text by 住正徳)
ラジコン戦車にオンボード
小型ワイヤレスカメラをまずは戦車のラジコンに搭載することに。 上下左右の操作が可能な主砲の先端付近にカメラをくくりつけた。地面を這うようにして走る戦車ラジコンからはどんなダイナミックな光景が臨めるのか? 期待は高まる。
カメラの搭載が完了したラジコンを弊社スタッフが仕事に励んでいる部屋に突入させる。 別室でカメラから送られて来る映像をモニタリングしながらコントローラーを慎重に操作する。
この戦車ラジコンは、2年前の僕の誕生日にスタッフ全員からプレゼントされたものだ。しばらく埃をかぶっていた戦車がカメラを手に入れて2年ぶりに息を吹き返した。 みんな、あの時はありがとう。生まれ変わってグレードアップした戦車の姿を見てくれ。 忙しく仕事に追われるスタッフのもとに、戦車が向かう。
ジージージー、とキャタピラが音を立てながら廊下を抜け左折、いよいよ仕事場へ突入。残念な事にみんなの表情まではモニタリング出来ないが、きっと驚いているに違いない。
オンボードカメラの映像:ラジコン戦車、仕事場に突入の巻
→Real Player(300k) →Real Player(56k)
→Quick Time Player(300k)
仕事場の一番左奥には、当サイトにて土曜日の「おぎわら遊戯場」を担当している荻原がいる。今度のゲームを作っていたのだろうか、ラジコン戦車には見向きもしてくれない。 この集中力が「おぎわら遊戯場」を支えているのだ。
みんなが仕事をがんばっている姿を確認出来て満足したので、作戦室へと引き返す事にした。 お邪魔しました。