金魚あれこれ
とくに頂点眼という金魚は変だった。目が頭についている。人間でいうならおでこに目がついているようなものだ。不便じゃないのだろうか。
普通の金魚は非常にかわいかった。買って帰りたかったけれど、以前にアッサリ死なせたことがあったのでガマンした。
「無料金魚すくい」というのをやっていて、やはり子供連れの長蛇の列ができていた。金魚入りビニール袋を持ってほほえむ子供。ここぞとばかりにシャッターをきる保護者。夏の思い出というやつだ。
公園の隅にネコが1匹いて、うろうろ歩いていた。「こんなにいっぱい金魚いるなら、ぼくにも1匹くらいわけてもらえませんかニャ?」という顔をしていた。
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