●10時30分、練習開始
練習に入る前にまず2人のジャグリングレベルをチェックするため、ビデオでお互いを記録した。
住、練習前のジャグリング
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林、フラワースティック
こんなにも出来ないものなのか? 2人とも自分の不器用さを目の当りにしてしまう。 「出来るようになるのか……」 声には出せない不安が2人を襲うが、ここで恐れてはいけない。 とりあえず一歩を踏み出すのだ。
ジャグリングボールをマスターするにあたり、「ボールジャグリング テクニカルビデオ」という教則ビデオをポータブルテレビで閲覧しながら練習していく事にした。 ボールはビーンバックというジャグリングボール専用のものを使う。見た目より重みがあり手に馴染む。落としてもバウンドしないので練習効率もいいらしい。
一方、フラワースティックに挑む林さんはフラワースティック用のビデオが売っていなかったため、教則本を読みながらの練習となる。
「ジャグリングの練習は時には根気と忍耐が必要です」 教則ビデオでまず心構えを教わる。めげそうになっても一生懸命練習すれば必ず上手くなる、と信じてがんばって下さい。との事。 そういった心構えはボールもフラワースティックも同じだと思ったので、ビデオを林さんにも見てもらう。
「がんばりましょう」 「はい、一緒に」
林、練習スタート
雨が吹き込むデッキの上で、2人は黙々と練習に没頭していった。