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特集


フェティッシュの月曜日
初ボーナスでなにを買うか


初めてのボーナス。僕は丸いケーキをワンホールかってひとりで食べた。カレー用の大きなスプーンで切らずに食べた。これは間違ったボーナスの使いかただ。

初めてのボーナスは両親にプレゼントを買えばよかったと思っている。ケーキを丸ごと食べるなんて、でかいチーズを拾って喜んでいるねずみみたいなことをしてはいけない。

初めてのボーナスをどうやって使うか、考えてみました。(text by 林 雄司



これが今回のターゲット、いや、サンプル。

初めてのボーナスをもらったサンプルとして、新人の浜中に協力してもらうことにした。
「協力するなんていってないんですが………」
先日支給されたボーナスの明細を見せてもらう。ほほう、へー。

すでに書いたが、今回のテーマは両親へのプレゼントだ。いままではお金がかかるだけだった息子が、お金を稼ぐようになったことの証だ。

証たるもの、既製のものではなく、記念であることがひと目で分かるようなオリジナルグッズであるほうがベターだ。

いつかデイリーポータルで特集したいと思って調べていた写真転写グッズ。これを初ボーナスの使いかたとして提案しよう。

「新人のボーナス使いきり作戦」スタートです。


 

プリクラのような外観です

なかもプリクラみたいでした

罰ゲームみたいな気がするのはどうしてだろう

ボーナス記念切手

いま実験的に写真つき切手が販売されている。郵政公社になって、やることが今までと違う。

記念といえば切手だ。オリンピックでも国王の即位でも発行されるのは切手だろう。

一見プリクラのような機械で切手が作れる。一見どころか、よく見てもプリクラだ。案内の人が使いかたを説明してくれるが、ますますもってプリクラっぽい。

ただ、手書き文字を入れる機能がないので初ボーナス記念という文字を入れることができない。ちょっと待って。

キュキュキュキュキュ

「初ボーナス」を書いた紙を浜中に持ってもらうことにした。係りの人は何にも反応してくれない。めんどくさいやつ来ちゃったな、と思っているのだろう。

撮影。

待つこと数分。切手になって出てきた。触った感じもつるつるのプリクラ風ではなく、やや手触りのある切手の紙である。

しかし華やかさが感じられないのは気のせいだろうか。

初ボーナス記念切手クリア。彼のご両親は喜んでくれるだろか。

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写真付き切手作成サービス
(日本郵政公社ホームページ内)

 



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