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コネタ


コネタ1060
 
刺しゅうの店クレイジーストアー

刺しゅうの店、というお店がある。

刺しゅう。

お店の名前はクレイジーストアーだ。

クレイジー。

いろいろなところが気になってしまったので覗いてみました。

安藤 昌教

こちらが刺しゅうの店。
看板が刺しゅう。

 

ずらっと並んだワッペン達。

店中刺しゅうだらけ

刺しゅうの店クレイジーストアーは商店街の一画にとても控えめに看板を出していた。控えめだけど良く見ると看板の文字も刺しゅうというこだわりようだ。

ためらいながらも一歩店内に入ると壁一面ワッペンだった。もちろん全部刺しゅうだ。

すごい数の国旗ワッペン達。中には見たことも聞いたこともない国のとかある。

バングラデシュ。
たぶんワイオミング州の旗。
ガボン?知らない。
これも知らない。何か書いた後に消してある。
こんなのも作れちゃう。

ドクロとか鬼とかの刺しゅうに混じって車会社のエンブレムなんかもあった。お店の方にお話を伺った。

こういうのってやっぱりドイツから輸入するんですか
「ううん、うちで作ってます」

そう、ここにあるワッペンはみなこちらのお店で刺しゅうされたものなのだ。ライセンスとかそういう細かい話はこの際抜きにしてとにかくすごい技術だ。

 

店の奥はちっちゃな工場でした。

昔ながらの手作業です

店の奥には刺しゅう専門のミシンが何台も並んでいた。近代的なコンピューターミシンもあるが足踏みミシンも現役で活躍中だという。

はい、なんでもできます。

「刺しゅうならどんな大きなものでも細かいものでも何でもできます」

なにしろ他では難しくて手に負えない仕事がこちらへ持ち込まれてくるのだとか。そしてそれらを断らずにこなしてしまうのもまたこの店。いわばここは刺しゅうの終着駅なのだ。

手書きのイラストも刺しゅうできちゃう。

こちらでは手書きでもいいので図案を持ち込めばすべて手作業で刺しゅうにしてくれるという。郵送でも可。いかした図案を思いついた人は今すぐジャケットを脱いで送るべきだ。

ちなみに下の写真は現在遂行中の仕事で、デニムジャケットの背中一面に風神雷神を刺しゅうしているのだという。いかん興奮してきた。

こんな複雑な依頼にも。
完全な形でお応えします。

 

刺しゅう待ちの山。

クレイジーの由来はやっぱりcrazy

お客の層はどのあたりなんですか
「昔はアメリカ人が多かったけどね、今は日本の若い方も多いですよ。」

ちなみにクレイジーストアーという名前は、かつて刺しゅうの仕上がりを見た外国人のお客が「crazy」と言ったことに起因するのだとか。

 

入り口脇には先代が釣ったヒラマサが。

やってほしいな、背中に刺しゅう

たとえば背中一面にオレンジ色の顔を刺しゅうしてもらう場合、いくらくらいになりますか、と尋ねてみた。

「柄にもよるけど、単純な図柄なら1万円もかからないと思いますよ」と。

刺しゅうの店クレイジーストアーは確かな技術を持った職人の店でした。今年の夏はZ君の刺しゅうTシャツでも作ってもらおうかと思っています。

刺しゅうの店 クレイジーストアー

〒904−0004
沖縄県沖縄市中央4−1−2
рO98−937−6916
https://www.crazy-embroidery.com


 

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