詰めます
ネギ嫌いの人は生きづらい世の中だろうな…、と思わず同情してしまうほど、ネギはあちこちに姿を現わす。中華料理なんて、ほぼ全滅なんじゃないですか。大丈夫ですか。
…と、心配しておいてなんだが、ネギが好きだ。好物の欄に「ネギ」と書きたいほどだが、いかんせんネギには、それだけの自信も甲斐性もないように思う。
「私は縁の下の力持ち的な立場で十分です。そんな、好物に挙げられるなんて身の程知らずもいいとこです。滅相もない」
と困惑するネギを無視して、今回はネギが前面に躍り出るような工夫を施してみようと思う。ネギ鍋(具がネギオンリー)なんかで主役だと思っちゃいけない。君たちはもっと堂々とするべきなんだ。
というわけで、いつもは中に隠れがちな彼らを表に出すことにした。過去にチクワ、マカロニと物を詰め続けてきたが、今回はネギです。はい、詰めますよ。 |