浮かれ電飾の今後と課題
今回舞浜をめぐってみて気がついた点は、個々のマテリアルに対する浮かれテクの差別化と効率化の手法が先行し、メッセージ性のある浮かれ電飾がなかったことだ。この点が今後の課題だと提起させていただきたい。勝手に。
そもそも浮かれ電飾にメッセージ性など必要なのか、というご意見もおありだろうが、差別化と歴史を重ねた結果の行き着く先が舞浜のようなものであるとしたら、それは大量消費・飽食社会の未来図そのものではないだろうか。われわれはもっと違った浮かれ手法を開拓する必要があるのではないだろうか。
たとえば上は国立にある浮かれ電飾である。甲州街道に発する「LOVE」の文字。永遠のテーマだ。
甲州街道で「LOVE」って、違う意味じゃないのか、というのはあるけど。 |