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コネタ


コネタ147
 
靴を自動で磨いてもらう

自動靴磨機 in 上野駅 営業時間6:00〜24:00


身だしなみは足元から。

そんなキャッチフレーズの下に自動で革靴を磨いてくれる機械がある。側面には"自動靴磨機"と記載。地味にダジャレ。

説明看板を読むと、なんでも両足を2分で磨いてくれるという。しかも、簡単操作で光沢抜群ときた。群を抜いてると書いて抜群。自動靴磨機、どんな仕事をしてくるのだろうか。

2分で光沢抜群の自動靴磨機、使ってみました。(石井 直也

華麗にして大胆
ふんばり棒つき
17626?

両足で100円

自動靴磨機の使用方法は以下の通りだ。

100円硬貨投入

靴をのせる

スタートボタンを押す

終了

もう片方の靴をのせる

スタートボタンを押す

終了

自動靴磨機・中間部分にはアサガオの造花が堂々と飾られている。この造花の意図は間違いなくユーザーへの思いやりだろう。靴を磨かれている2分間、花で心も磨かれなさい、ということにちがいない。

なぜなら2分間は意外と長い。私は、以前『100円ストレス測定器を使ってみる』で痛感した。この際も2分間放置を経験したが、私は宙を一点見つめするしかなかった。でも、今回はアサガオがある。隅々まで見つめていきたい。

自動靴磨機と対面して、最上部分の右側にスタートボタン、左側に手を添えるふんばり棒がある。ふんばり棒。いま勝手に名付けてしまったが靴にどんな衝撃が走るのか。ふんばり棒がなければ、ふんばれない靴磨きなのだろうか。

機械の側面にはデジタル数字が表記された小さな液晶画面があった。17626。自動靴磨機の利用者カウンターだ。いつからのカウントなのだろうか。

個人的には、自動靴磨機を利用している人を見たことなかったが、17626人もの先輩がすでに…。先人達の具体的な人数を目のあたりにして17627人目の客はほんのりテンションが上がってまいりました。

磨かれるまえに"ご使用上の注意"を熟読
靴ひもを結んで
片足を入れて
100円玉も入れて
ふんばり棒も握って
裾あげる


スタートボタン、押してみる

シュルシュル… シュルシュルシュルシュル! シュルシュル…

ガソリンスタンドで洗浄される車になったような気分。片足につき<つま先→かかと><かかと→つま先>を2、3往復しながら磨いてくる。現時点では、磨けているか把握できない。

靴を履いたままでも磨かれている感触をわずかに感じる。それよりも、磨いてくる黒い物体はなにものだ。速すぎて正体つかめず。そして、ふんばり棒はなくても平気だ。


靴磨き
靴磨き
片足の磨き時間は…
約50秒

上野公園を歩きまわって汚した革靴は、無事に17627人目のカウンターを踏み、光沢抜群で舞い戻ってきた。靴磨き時間も華麗な足交換により110秒で終了。2分で光沢抜群の看板は本当だった。

100円にしては十分な磨き具合。ただ、自動靴磨機デビューの興奮でアサガオの造花は一瞬も見ず。結局、私にとってアサガオの造花はなにも意味をなさなかった。なんだったんだアサガオ…。

個人的に把握している限り、上野駅以外では銀座・新橋・三越前駅にも自動靴磨機はあるそうです。靴の汚れが気になった際はぜひどうぞ。アサガオと共に。

 

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