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コネタ


コネタ143
 
携帯電話を自分の手で圏外に
口にストラップくわえたんじゃ会話できないし

10年くらい前、まだ携帯電話を持つことがプチ自慢になった頃。
携帯についての知識もグッズも今ほど普及しておらず、友人からこんな迷信も聞いた。

「携帯の電波が悪い時、ストラップを口にくわえて、腕を耳につける勢いでピンと伸ばしていると、アンテナが立つようになるらしいよ。後輩も実行してるんだ」

それは、ありえないんじゃ、ないかな。

そしてアンテナが立つ方法やグッズも知られてきた昨今、ちょっと逆に目を向けたくなった。
どうやったら携帯は圏外になるのだろう?

佐倉 美穂

バリバリ3本立ってます

いろんなもので巻いてみる
こういったテストの場合、ナチュラルに電波が悪いと結果が疑わしいので、確実にアンテナが立っていることを確認。

携帯電話は、電磁波をキャッチして通話するので、つまり、電磁波を遮断するもので巻いて圏外にするということだ。


●家庭用ラップ
巻く、といったら家庭用ラップ。
安直に、まずはそれで試してみた。

薄く、強く、便利なラップ。携帯を包んで電話をかけてみる。


ダイエットにも使われる多様性
点灯でもわかる受信

この携帯は「マイキー」という番組の主人公の無味乾燥な笑い声が着ボイスになっている。
受信を示す点灯。「アハハハハ アハハハハ」という着ボイス。

予想はしていたが、ラップは電磁波を通します。


●アルミホイル
これまた身近なものを手にとってみた。アルミホイルである。
金属性で、遮光性にも優れているアルミホイル。
おにぎりを包むのにも重宝しています。


丈夫なようで繊細な一面を持つ
ただの塊のようですが、中身は携帯

携帯を包んで電話をかけてみた。
なんと聞こえてきたのは「この電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため…」というアナウンスだった。

正直、アルミホイルなんてテストの中のちょっとした味付けのつもりだった。
それが圏外になるとは。アルミホイルは電磁波を遮断しますよ!


●人体
これで遮断するなら、人体に対する電磁波の影響、なんて深刻に受け止めなくても済むかもしれない。
試してみた。


私の体で携帯を守る!(守りではない)
懸命に包んでみました

ナウシカがオームの子を守るように、隙間無く携帯を抱き締める。
そしてお腹で振動する携帯。
鳴る「アハハハハ アハハハハ」。

まあ、本気で遮断できるとは思っていませんでしたので、ある意味予想通り。


●備長炭配合シート
備長炭は電磁波を遮断する効果があると聞いたことがある。
しかし炭で隙間無く携帯を包むのは無理なので、備長炭配合シートで試してみた。


天然、大好きです
音も振動も伝えられないのがもどかしい

真っ黒でわからないが、響く「アハハハハ アハハハハ」の着ボイス。
厳重に巻き直し、ぎゅっと抑えても、結果は同じだった。

私としてはこのシートはかなり遮断してくれるのではないかと思っていたので、アルミホイルで遮断されたり、備長炭を通過したりと電磁波にかなり翻弄される思いだ。

しかしこれは配合シートであり、備長炭そのものではないので、もっとうまく包む方法がみつかれば、もしかしたら圏外になるかもしれない。


●電磁波防止エプロン
これは本命中の本命だ。なにしろ「電磁波をカット」がウリの商品なのだから。
電磁波防止効果のある部分で厳重に携帯を包む。


電磁波カットしちゃうわよ
ちょっとしたラッピングのようです

その結果は「この電話は電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため…」。
やった、やったよ!これが狙い通りの結果というやつだよ!
エプロンの信憑性と実験の成功を胸に、ほっと安堵いたしました。





まとめ

携帯電話を圏外にするのはアルミホイルと電磁波防止エプロンでした。
人体で圏外になるのなら、タイミングの悪い電話も抱えれば解決、なんてできそうですが、無理なようです(当たり前)。

我が家のスカンクは丸まって寝るので、そのお腹に携帯を忍ばせてテストもしてみたかったのですが、それは彼女の安眠妨害になるのでやめておきました。


そんなことしないでちょうだい。



 

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