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コネタ


コネタ084
 
チャップスイを追って

これがチャップスイ(一例)

上野の文化会館の食堂にチャップスイというメニューがあると本で読んだ。

お皿にのった中華丼のようなものらしいのだが、チャップスイという響きも面白いし、いちど食べようと思っていた。

店に行く前に調べてみると上野の文化会館のほかにもチャップスイを出す店が数軒見つかった。しかしどの店のチャップスイも違うのだ。(林 雄司

3種のチャップスイ

チャップスイがあった店は以下の3店。カッコ内がその店のチャップスイの形状だ。

浅草 リスボン(野菜スープ)
上野 文化会館のなかの精養軒(中華丼)
高田馬場 餃子荘ムロ(野菜のうまに)

それぞれ食べてきたのでどうぞ。


上野精養軒のチャップスイ。東京文化会館というホールの中にある精養軒だけのメニュー。いわゆる中華丼。840円
高田馬場 餃子荘ムロのチャップスイ。野菜のうまに。シイタケとタケノコがうまにの名に恥じないうまさ。
浅草 洋食リスボンのチャップスイ。完全にスープ。卵は混ぜるのかと聞くと(右へ)
(左から)途中で混ぜると2種類の味が楽しめるよ、とのこと。滋養がつきそうな味。
リスボンの焼きカツ定食。
餃子荘ムロ の五目やきそば。わりとチャップ系。


アメリカうまれの中華料理

野菜あんかけ的なものがチャップスイらしい。

カレーもいろんなバリエーションがあるが、主に違うのは入っている具で、形状からして違うことはあまりない。
振れ幅の大きいメニューである。チャップスイ。

さらに調べてわかったことは

・アメリカ生まれの中華料理である
・昭和初期には銀座アスターの人気メニューだった
・昔は学校給食にもあった(名古屋ではいまでも出ている)
・沖縄では一般的

昔、アメリカから入ってきた中華料理がチャップスイのようだ。今回食べた店がどこも古くからある店だったのもそのせいかもしれない。

 

チャップスイの迷路にはまった

ナポリタンやトンカツがもとの洋食から離れて日本独自の洋食になっているゆように、オリジナルがみえないぐらいにアレンジされた中華料理がチャップスイだ。なにしろアメリカ生まれだし。だから多少かたちが違っててもいいのだ。「僕の考えた中華」がきっとチャップスイだ。

なんてオチをつけてみたけど、調べたら韓国料理にもタイ料理にもチャップスイがあるいことや、ハワイ・グアムではいまでも人気メニューであることがわかって収拾つかなくなってるんで引き続き調べます。

ごちそうさまでした。

参考URL
銀座アスター物語
チャップスイの謎
沖縄の食堂・居酒屋

 

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