高いところをバスがゆく
上の写真、乗車しているのは普通のバスである。走っているのは高架の上。でも、高速道路など普通の車が走るような道路ではない。なんとバス専用の高架なのだ。
名古屋にあるガイドウェイバス(通称「ゆとりーとライン」)という。モノレールとバスを合体させたような感じで、バスがレールの上を走るのだ。高架の終点まで行くと、高架を降りて今度はは普通に車道を走る。
下で見ていると、立派に伸びた高架の上を、路上にいるはずの見慣れた普通のバスがスーっと走っていく。高速道路ほど高架のヘリが高くないので、バスの姿がバッチリ見えて、空中を走ってるみたい。おかしい。
大丈夫か、本当にそこを走るのはバスでよかったのか、何か別の物を走らせるはべきじゃなかったのか。プレステ2でテトリスやってるみたいになってはいまいか。
ただのバスじゃなかった
うろたえつつ乗車してみた。バスに乗っているのに視界が異様に高く、景色がいい。
運転席のすぐ後ろに座った同行のウェブマスター林さんが異様な速度でカメラのシャッターを切りまくっていた。んん?どうしたんですか?
「う、運転手さんを見てください!」
言われてみてみると、バスは進むが、運転手さんの手はやり場のないように膝に置かれていた。おお、これって自動操縦なのか?!
なんでも、レールの内側を車輪の前輪の案内装置がなぞるという自動運転方式なんだそう。ただのバスだと思ったら大間違いだ。
なんてったって21世紀。そりゃあ、バスだって進化するんだろが、これほど姿形はバスのままで進化してくるとは意表をつかれた。夢みたいでした。
乗ったのはこちら ゆとりーとライン
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