
たこ焼きの価格に反映されるものされないもの
物価の優等生さん。ちょっと前は非行に走っていて大変でしたね。
が、これはほとんど関係なさそう。スーパーの売り出し方にも依るだろうしスーパーのランクとたこ焼きの価格はあまり関係ないように思える。
明らかに関係有るのが次の、タコの大きさだ。
これはわかりやすく値段に比例していた。顕著なのが1グラムの壁だ。1グラムを超えた辺りからしっかりと歯ごたえを、存在感を感じられるようになる。
その1グラムの壁を破るには100グラム100円を超えてこないとなかなか難しい。
ちゃんと割ってタコの存在感が見える大きさなのに100グラム95円。
そこで輝きを見せたのが家にそこそこ近い所で買ったたこ焼き。6個250円、100gあたり95円と、そこそこ安めかな。くらいだったが、こと、コストパフォーマンスという面から見ると圧倒的。
タコタコしさを欲するときはここに行こうと心に決めた。角度を変えて初めて見えてくることもあるものだ。
味の濃さを求めるならば金を払え
タコの大きさのように値段が高くなるにつれてわかりやすく変わるものがある。味の濃さだ。
100グラムあたり43円のムッチリたこ焼き。
100グラムあたり55円の鶏むね肉。
サッパリとしながらじんわりと染みる旨さが広がるムッチリたこ焼きは値段からしても、鶏むね肉。しっかり腹にたまって安い。家計への優しさがうれしい。
100グラム95円のタコがデカイたこ焼き。
100グラム99円の鶏もも肉。
最安から値段を上げるとグッと味が濃くなる。手頃な値段で食べ応えがある100グラム100円当たりの価格帯はたこ焼き界の鶏もも肉的ポジション。
100グラム180円。このソースの量。
100グラム188円のちょっと良い豚肉。
180円くらいまで来たら、もう濃厚。豚肉に勝るとも劣らずご飯わしわし食べられそうな味。全てではないが傾向として値段が上がるほどに味が濃くなる。目に見えて色も濃くなっている。
と、100グラムあたりの値段表記で覚える精肉感に合わせた肉を並べたが、価格帯と味の印象が近い。何個何円じゃなく100gあたりの値段で表記すると「グラム130円か。豚バラに近いから結構ジューシーだな」って感じで味を訴求しやすいんじゃないだろうか。