「カラオケ同行発表会」の立て看板。内容そのものにはかっこわるさも漂う気がするが、白地に黒で書いた大きな立て看板になると、きっぱりとしたかっこよさが出てくるのが不思議だ。出場者なのか、隣で苦み走ったポーズを決める男性も雰囲気を引き締める。コンピュータで出力した字ではないところもかっこいい。達筆というわけではないところもいい。同好会の中で、立て看板担当になった人が一生懸命に書いたような字。字間が微妙に違うところがあるし、かすかに斜めになっている字もある。にも関わらず、前面に伝わってくるのは丁寧さ。こういう仕事はかっこいい。