ひとつ言い忘れたが、「制服が集まっている」ところがいいのであって、ひとりでくつろいでおられてもほとんど惹かれないのだ。2人以上がなんとなく集まって気を抜いている、その風景をこそ欲しいのだ。前の写真と連続して見ると、何かドラマが始まるようにも見える。ただそれは被写体同士の立ち位置、撮影者との相対的な配置によって偶然そうなっただけで、愛憎うずまく警備ポイントというわけではないのだ。それにしても劇的な匂い。両者のポーズの緩急の差がにくい。