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文章ヒルズ


お題「アレを勝手にこう呼んでいる」
 

アレを勝手にこう呼んでいる (出題:)
募集期間:2010/6/24 11:00 〜 6/30 11:00

トイレの詰まりを直す道具は「ラバーカップ」というそうです。でも、これって名前がよくわからず、家ごとに違う名前で呼んだりしてないでしょうか。うちでは「便所ばっこん」と呼んでいました。

というわけで、今回は「アレを勝手にこう呼んでいる」というオリジナルの呼称を教えてもらえればと思います。もちろんラバーカップについてでもよいですし、カレーのルーを入れる食器など、他のよくわからないものについてでもよいです。

また、名前を知ってるのに勝手に別名で呼んでるものもあると思います。うちでは泡立て器のことを「シャカシャカ」と呼んでます。そういうものも知りたいです。

みなさん独自の呼称、楽しみにしています。投稿よろしくお願いします。

投稿はしめきりました。

 

MVP

スカベティ ( 匿名 さん )

祖母だけですが…。
祖母が夕飯を作って「今日はスカベティだよ」と呼びに来る時はいつもスパゲティでした。おそらくなのですが、ナポリタン限定です。 (投稿日:2010.6.28 07:06)

選者コメント:言えてない系の呼び方ですね。おばあちゃんが作るスカベティ、なんだかおいしそうな響きを感じます。

ガーガー、ギャーギャー、ギューギュー ( あるく さん )

我が家ではミキサーのことを「ガーガー」と呼んでいます。
同様にクッキングカッターは「ギャーギャー」、
スクイーザー(柑橘類を搾る専用の道具)は「ギューギュー」と呼んでいます。

親戚が来て食事の手伝いをしてくれる時も、この呼び名で間違いなく指示が通るので一般的なのだと思っていましたが
先日友人に料理の説明をしていたら大笑いされた時は、正直ちょっとショックでした。

でも、今こうやって並べて書き出してみると、笑う気持ちが分らないでもないですね。 (投稿日:2010.6.29 23:44)

選者コメント:似たような響きの3つを区別して使いこなしてるというところがすごいです。確かによく考えると、それぞれの道具の特徴とつながってますよね。

カルシウム ( あでりー さん )

祖母が入院していた時のこと。ある日、カルシウムを持ってきてくれとリクエストされました。そんなサプリメント普段飲んでないな?と思い確かめてみると、「そうじゃなくて、あの丸くてクリーム入ってて、あんたよく持ってきてくれるやつ」と。「…もしかしてシュークリーム?」「そうそう、それそれ」ムしか合ってないよ、ばあちゃん…以来、母と私の間では、その差し入れていた店のシュークリームを「カルシウム」と呼ぶようになりました。 (投稿日:2010.6.30 07:13)

選者コメント:高齢の方が横文字に弱いという話はしばしば聞きますが、これは意外なもの同士がつながってておもしろいですね。カルシウムと呼んだ方が栄養ありそうな雰囲気も出てきますね。

ユンソナ ( ヨン様 さん )

コンソメ。
スーパーに行くとき、持たされた買い物メモの字があまりに下手すぎて
「ユンソナ・・って、なんだ?」と大混乱したのが由来です。 (投稿日:2010.6.30 08:36)

選者コメント:おお、これは結構偉大な発見ではないでしょうか。ユンソナとコンソメ、カタカナの字面で見ると確かにかなり似ています。コネタ城に投稿したいくらいに感じました。

ローソン ( みー さん )

自分の話じゃなくて申し訳ないのですが、元カレの関西在住のお母さんはコンビニといえばローソンだと思っています。ローソンがイチオシで好き、とかではなく、彼女の頭の中では『コンビニ=ローソン』なのです。確かに関西はローソンが多いけど、当然他のコンビニだってあります。なのに彼女は「この道をまっすぐ行くと右側にセブンイレブンっていうローソンがあるから」とか、何の迷いもなく言っていました。元カレとは別れて数年経ちますが、そんな彼女のことは未だに忘れられません。 (投稿日:2010.6.29 21:05)

選者コメント:呼び名そのものはグループからの代表という理屈でしょうが、人に案内するときの説明の部分を呼んで笑いました。確かに忘れられないインパクトがありますね。

ヤス ( ナガタ さん )

毎年夏になる頃、ヤスデという虫が部屋の壁を這っていました。最初は忌み嫌い駆除していましたが「ヤス」と呼ぶようになってしばらくすると親近感が増してきてしまい殺せず、ミニほうきとチリトリで捕まえては外に逃がしていました。「ヤスったらダメじゃない」とか言いながら。おまけに帰省なんかで家を空ければヤスの安否が気になる始末。そう、5年の月日をかけて私達は親しくなっていたのです(一方的に)。ところが今年はまだ一匹も姿を見せていません。家の外にも見当たりません。ヤス……どこへいったのか、ヤス! (投稿日:2010.6.29 22:43)

選者コメント:ヤスデとのハートフルストーリーですね。親しくなったと思ったら逢えない……せつない展開もヤスデとは思えない演出です。

しまじろう ( ともにゃん さん )

下ネタすみません。
モノにあだ名?を付けるのが好きな彼氏が自分のアレのことをなんとなくこう呼んだときに爆笑し、あまりにもしっくりきたので私も使用しています。
「しましまだから」とか「猛獣だから」ではなく、「かわいらしいから」です・・・! (投稿日:2010.6.29 13:21)

選者コメント:しましまが由来だったらそれは恐い話ですね…。自分のことも省みてみましたが、とてもしまじろうとか呼べる代物ではありませんでした。

耳こちょ ( いづまゆみき さん )

彼氏が耳かきのことをこう呼びます。由来は「耳をこちょこちょする」で、家族全員使っているそうです。
べらんめぇで怖そうなお父さんも「耳こちょ」と言っていると思うとなんだか可愛らしいです。 (投稿日:2010.6.29 14:31)

選者コメント:これは商品名になりそうな呼び方ですね。恐そうな人がかわいい言葉を使うほほまえしさもいいですよね。

グドゥングドゥン ( chappie さん )

夫は外国人です。私の二の腕を見て、「腕がグドゥングドゥンになってるから気をつけて」と言い、それ以来、ぷるぷるっとした状態のものを「グドゥングドゥン」と言っています(ちなみに、夫の国にはこのような擬態語はないです)。意外と汎用性があり、下痢の際も「今日はお腹がグドゥングドゥンになった」と言ったりもします。 (投稿日:2010.6.29 17:41)

選者コメント:二の腕を見て「グドゥングドゥン」って言われたら、これはなんとかしないと、って思いそうですね。どこかの国で使われているものではなく、あくまでオリジナルというのも、言葉に実感がこもっている感じがします。

だだ ( ありみあ さん )

一般的にはパパと呼ばれている人のことです。
娘がまだ小さかった頃、パパと教えてもうまく発音できず、発した言葉が「だだ」。
何度教えてもパパとは言えず、だだが定着しました。
友人達にはダディからだだになったと思われ、恥ずかしいのでその都度事情を説明するはめになります。
あと、書く時はカタカナで「ダダ」ではなく、ひらがなで「だだ」です。
カタカナだとウルトラ怪獣的な何かになってしまいます。 (投稿日:2010.6.29 01:47)

選者コメント:私もコメント文を読み始めて、ダディが語源だろうなと思ったのですが違うのですね。ダディにしろ怪獣のダダにしろ、誤解されると恥ずかしいような呼び方が定着してしまったんですねー。

ぷー ( 小市 さん )

母がクーラーにつけた名前です。もちろんプーと冷風が出てくるから、なんですが、どちらかというと動詞的に「暑くなってきたからぷーして」という風に使ってます。

ちなみに、リモコン式のテレビを使い出してから、番組がおもしろくないときは「首だ!」と言っては電源を落としてます。 (投稿日:2010.6.29 00:07)

選者コメント:「ぷー」というまぬけな響きと、「首だ!」の厳しさとの対比がいいですね。「首だ!」はうちでも導入したくなりました。

CD ( ウパー さん )

DVDだろうと、BDだろうと、ゲームソフトだろうと、円盤型メディアは母の手にかかると全て「CD」になります。リモコンは「ポチポチ」で、DVDは「CD」。デジタル大好きなんだから名前くらい正しく呼んでおやりよ、と思います。
レコードだけは例外な模様。 (投稿日:2010.6.29 09:25)

選者コメント:確かに気持ち、わかります。同様の例で、ゲーム機は全部ファミコンって呼んでる人とかいますよね。レコードは大きさと黒さではっきりと区別できるんだろうなと思います。

レオパレス ( きゃめ さん )

実家の猫はレオという名前です。なので彼女の家をレオパレスと呼んでいます。築10年発泡スチロール製…意外に丈夫です。 (投稿日:2010.6.29 12:21)

選者コメント:確かにそうだ、という系の呼び名ですね。そして発泡スチロールの耐久性にも驚きました。

しユかむらさき ( にべ さん )

瓶詰めの海苔佃煮のことです

ひらがなカタカナを覚えたての妹が
桃屋の江戸むらさきのロゴデザインを
しユかむらさきと読んで以来
30年近く瓶詰め海苔佃煮の類は
しユかむらさきと呼んでいます (投稿日:2010.6.28 23:45)

選者コメント:「しユかむらさき」がどんなだったかわからなかったので、江戸むらさきのロゴを画像検索したら、確かに「しユかむらさき」でした。妹さんは罪はない「しユかむらさき」っぷりです。

カミコン ( からまん棒 さん )

ちょうどファミコンブームだった頃に田舎から祖母がやってきて、いつまでもプレイしている僕と兄に「いい加減カミコンで遊ぶのやめっぺよ!」と。ちょっと可愛いかったなあ・・と今はなき祖母の事を思い出す僕です。 (投稿日:2010.6.28 22:25)

選者コメント:言い間違い的な言葉を怒りながら本気で言ってるシチュエーションっておもしろいですよね。「…っぺよ!」という語尾もおかしさに拍車をかけます。

くるくる ( ぬた さん )

実家では回転寿司の事を「くるくる」と呼びます。この間帰省した時、母:「じゃぁお昼はくるくるで」私:「いいね〜くるくる!くるくるで良いよね?」と聞いた時の旦那の「???」と言う戸惑った顔が忘れられません。 (投稿日:2010.6.28 13:52)

選者コメント:勝手な呼び名は、部外者がはてな顔になることがあるのも面白いところです。反対にはずかしい思いをすることもあるので、諸刃の剣ですね。

ゲーリー・クーパー ( 55 さん )

我が家(特に母)は長年「下痢」を「ゲーリー・クーパー」と呼んでいます。おそらく母は、ちょっと汚い言葉をオブラートで包むつもりでこう言っていたのだと思いますが。。
ゲーリー・クーパーとはアメリカのイケメン映画俳優ですが、まさかこんな意味で呼ばれているとは夢にも思わない事でしょう。 (投稿日:2010.6.28 14:09)

選者コメント:世界中のゲーリーさんは、日本で自分の名前がどんな意味かと知ったら、結構なショックを受けるでしょうね。だって軟便って、偶然にしてもひどいと思います。

ヨクミエール ( ぴょんきぃ さん )

夜釣りで使う「ケミホタル」...パキッと折ると発光するヤツです...をそう呼んでます。 小林製薬のようなネーミングだと最近気がつきました。

類似名に「ヨクヒカール」「ヨクツレール」があります。 (投稿日:2010.6.28 13:08)

選者コメント:ドラえもんの秘密道具にもありそうな感じの呼び方ですね。メガネとか顕微鏡とか、考えてみればヨクミエールですね。

巻きずしの端っこは「おじいちゃん」。 ( にょほほ さん )

私の亡くなった祖父は生前、巻き寿司等を切り分けた場合、端っこばかりを所望する人でした。理由は「具がはみ出している感じがとてもよい。得をした気になる」といってました。なので、実家では巻きずしの端っこを「おじいちゃん」と呼んでました。で結婚して夫が巻きずしの端っこを「おじいちゃん」と呼んでるのを聞いてびっくり!全国的におじいちゃんは「おじいちゃん」が好きなのか!と思いましたが、違いました。旦那さんいわく「具のはみ出し方が髭みたいだから」というよくわからない理由でした。どっちにしろ、巻きずしの端っこは「おじいちゃん」です。 (投稿日:2010.6.28 13:29)

選者コメント:呼んでいた理由は違うにしろ、呼び方が同じというだけで結構な奇跡だと思いますよ。おじいちゃんが二人を結んでくれたのかもしれませんね。適当言ってすみません。

チャンネルまわし ( 鳥の身 さん )

テレビのリモコンのことです。一瞬、怪訝な顔をされるものの、通じなかった事がありません。
もうチャンネル回しでいいと思う! (投稿日:2010.6.28 09:22)

選者コメント:機能を説明する系統の呼び方ですね。確かに一瞬わからずとも、考えればわかるようにできている呼称だと思います。

プリたん ( ホリィ さん )

プリンタのこと。こう呼ぶと脳内で萌えキャラに変換されて愛着がわき、インク切れや紙詰まりにも腹が立たなくなります。 (投稿日:2010.6.28 12:10)

選者コメント:ちょっと文字を入れ違えるだけで、一気にかわいくなりますねー。愛嬌のあるドジっ子風なのもいい感じです。

パッター ( むーむー さん )

残った惣菜とか冷ごはんとかをいれるタッパーですが、なぜか母親がこう呼んでいて、高校の調理実習のときに友達に指摘されるまで、まったく「パッター」だと思っていました。恥。

惜しいぜ、おかん。 (投稿日:2010.6.28 10:56)

選者コメント:お母さんが間違えていると、自動的に子供も間違える羽目に陥りますよね。タッパーをパッター。シンプルなのにこのおもしろさはなんでしょう。

ドライブのおやつ「もふ」 ( vanilla さん )

コンビニによくある小袋のおやつドーナツとか、鈴カステラとか、乾いたスポンジ系の安価なお菓子を、そう呼んでます。
ダンナと付き合い始めの頃、ドライブ途中で買ったドーナツに口の中の水分を全部持って行かれ「もふ! もふう!」と騒いだり慌ててお茶を飲んだりしたのがなんだか楽しかったのです。
以降、ドライブのたびに、あえてバサバサ系のお菓子を買うようになりました。
「あのコンビニで、もふ、買おう」とか「わあ、これはもふだ!」とか「あんまり、もふじゃ無いね」とか言ってます。お茶と、未だにお約束の大騒ぎとがセットです。 (投稿日:2010.6.28 09:59)

選者コメント:ふたりだけで通じる言葉って、使うのが妙に楽しかったりしますよね。「もふ」という響きも口に出したくなる魅力があります。

ピッピカード ( さっちー さん )

子供たちが小さい頃からATMの事を「ピッピカード」と呼んでいます。カードを入れてピッピとボタンを押すとお金が出てくるところと言う事で、子供が普通にそう呼んでいました。もう子供たちも成人していますが、未だに「お母さん、ちょっとピッピカードいってくるわ」で通っています。 (投稿日:2010.6.28 09:49)

選者コメント:機械系のものには「ピッピ」という言葉が妙にマッチしますね。これからもお子さんに関係なく使っていって欲しいです。

ネギ薬局 ( あんぢー さん )

ドラッグストアチェーンの「スギ薬局」、我が家では常に「ネギ薬局」と呼ばれます。単に実家の父が読み間違えたのがきっかけなのですが、それ以降あの緑色のマークもネギにしか見えなくなりました。
一度うっかり店内で口に出したとき、近くにいた店員さんに思いっきり微妙な顔をされました。 (投稿日:2010.6.27 22:41)

選者コメント:考えてみれば、ネギって薬草的な効果もありそうな気がするので、薬局としては悪くないんじゃないかと思います。

PK ( まんぼう さん )

FCの投稿がありましたが、子供の学校ではパンツがくい込んでいることをPKというそうです。
(投稿日:2010.6.28 00:02)

選者コメント:フルチンのことを「FC」と呼ぶ投稿を受けての投稿ですね。パンツ食い込みで「PK」、どうしてこの手の呼び方はサッカー関連に結びつきやすいんでしょうか。

たんたからから ( うらら さん )

たまごかけご飯のことです。
多分混ぜるときの擬音から。
うちの母親は何でも適当に呼びます。
ちなみに「Zip Rock」は「ジッパロップ」
「フォリフォリ」は「ポリポリ」です。 (投稿日:2010.6.27 17:49)

選者コメント:どれもこれも適当さがいいですねー。このお母さんに育てられたのに、正しい物の呼び方の方も身についているというのもすごいです。

肉厚くん ( さんなす さん )

色々な呼び名があるラバーカップの事です。前住んでいた家でトイレが詰りホームセンターに買いに行ったのですが何種類かある中で「これが肉厚でいい」と当方が選んだところ家人に大受けして以来そう呼んでいます。因みにその時買った肉厚くんは引越しの際置いてきたので今のは二代目もちろん肉厚です。 (投稿日:2010.6.27 21:34)

選者コメント:なんだかわからないおもしろさがありますね、肉厚くん。うちのは肉厚くんではないので、ちょっと悔しいです。

リモコンをピッピ ( みんなそうじゃないの? さん )

普通でしょ?
そう呼ばないお宅でも、ああ、リモコンの事をそう呼んでるんだな、と分かるでしょ?という私にとっては基本中の基本でしたが、子供の友達が家に来た時、普通に子どもに「ピッピとってー」と言うと、友達が
「ピッピって何?ピッピってどうして言うの?」と真顔で聞いてきた時には「ほら、こうしてね、ピッピッとさ、チャンネルが変わるよね・・・だからピッピ」とどんどん後になるにつれ、説明する声が小さくなりました。 (投稿日:2010.6.27 16:15)

選者コメント:そこは説明しなくてもわかってほしいところですよね。真剣に説明するうち、だんだんあほらしいような気がしてくるのもよくわかります。

ぱちぱち君 ( mi さん )

部長がホッチキスをこう呼んでいます。 (投稿日:2010.6.27 16:39)

選者コメント:なんでも君づけで呼びがちな人、ときどきいますね。上司がビジネスシーンで使ってると、なんとなくオフィスがほんわかしそうです。

おっぱいつけ ( yuzu さん )

現在1年生の娘が、ブラジャーのことをこう呼んでます。
面白いので特に訂正しないでいましたが、さすがにいつまでもこのままではあれかと思い、「これはブラジャーというのだ」と教えましたが何度言っても「おっぱいつけの方が言いやすい」と言って訂正してくれません。
単に、おっぱいと言いたいだけかもしれません。(完全母乳で育てたので女子でもおっぱいに執着があるようです) (投稿日:2010.6.27 14:14)

選者コメント:おっぱいって言いたいという気持ち、僕もわかります。子供ならではのダイレクトな表現に憧れます。

さるもん ( あすやん さん )

「salmon」と書かれた箱を見て「この中身のサルモンって何ですか?」と聞いた新人さん。
それ以降仕事仲間の間では鮭を「さるもん」と呼んでます。
ちなみに初めて読んだ新人さんは嫁や家族、果てには出世にも去られてたと聞いてます。 (投稿日:2010.6.27 12:04)

選者コメント:言葉の生みの親のその後が悲しすぎて、これは「salmon」のスペルの方が悪いんじゃないかと思いました。前半部分がトラップですよね。

マーちゃん ( (-A-)ノ さん )

修学旅行先、シンガポールにて、マーライオンを見に行く、となったとき現地ガイドさんが
「ハーイ、ツギ ハ マーチャン ミニイクヨー」と仰っていたのですが、
その特徴的な口調と相まって、今でもマーライオンをマーちゃんと呼んでしまいますし、その後あのガイドさんのモノマネを一人こっそりしています。 (投稿日:2010.6.27 13:30)

選者コメント:実際に聞いたわけではないのに、雰囲気が伝わってきますねー。現地ガイドさんって、妙にツボにはまる表現使ってくることが時々あるような気がします。

紫陽花の間 ( ひな さん )

我が家の物置になっている四畳半の部屋のことです。あまりにも荷物だらけだったので、あえて民宿風の呼び名をつけて言っていたら家族間で通り名になってしまい、危うく友達の前で使ってしまい、どんな雅な家かと思われて説明に苦労しました。 (投稿日:2010.6.27 11:02)

選者コメント:部屋に対する愛を感じる呼び名ですね。実体はともかく、響きはやけにしっとりしています。

チンタ ( たすく さん )

金属の一種「チタン」のことを、私は勝手に「チンタ」と呼んでいます。

軽くて丈夫で、非の打ち所が無いチタンですが、「チンタ」と罵ることでプチ優越感を感じるのです。

高級腕時計の素材がチタンだと、内心
「ふふっ、チンタのくせに…」
とニヤついています。 (投稿日:2010.6.27 01:30)

選者コメント:文字をちょっと入れ替えただけでグッと屈辱的になる呼び方ですね。金属に対してこんな気持ちになるって新鮮です。

「チャンチェ」 ( K さん )

テレビのリモコンのことです。
いつの頃からか母と姉が言いだしました。
おそらく「チャンネルチェンジ」か何かの略だと思うのですが、聞いたことがないので真相は闇の中です。

耳で聞くとそれほどでもないのですが、たった今、文字にしてみてあまりの外国語っぽさにびっくりしました。 (投稿日:2010.6.26 22:02)

選者コメント:「チャンネルチェンジ」を略して「チャンチェ」、かっこいいのかどうなのか判断に迷った呼称です。

えのきだ君 ( しろ さん )

我が家では、きのこのエノキダケの事をこう呼んでます。
夫とスーパーなどに買い物に行くと、大声で「えのきだ君は?買う?」と聞いてくるのが、ちょっと恥ずかしかったのも最初のうちだけ。今では普通に「えのきだ君はもうウチに居るからいい。」と答える私がいます。 (投稿日:2010.6.26 23:22)

選者コメント:この呼び方、きのこ生産業者が聞いたら、商品名としてつけたくなるくらいの魅力がありますね。火を通すとシナシナになるのがかわいいですよね、エノキダ君。

シュッシュクミーミー ( デリ子 さん )

我が家では、ファブ○ーズ系の
消臭剤を、こう呼びます。
最初は、「靴にシュッシュしてて。」と言っていたものが 猫好きが高じて(?)かどうか いつの間にかこんな呼び方に。
 実家で、つい「シュッシュクミーミー貸して」と言ってしまい、妹に「何それ?」と怪訝な顔をされました。
 ちなみにモンダ○ン系の洗口液は「クチュクチュミーミー」です。 (投稿日:2010.6.27 00:06)

選者コメント:猫を思う気持ちが独自の呼び方に派生してるんですね。耳のことは「耳ミーミー」でしょうか。

3時のジャーッ ( しゃくみん さん )

実家の苺農家で使用している、スプリンクラーのことです。10時、15時に作動するようになっているのです。
もともと擬音表現が多い母は『ほらアンタ、そこ立ってたら3時のジャーッがバーッよ!!』などと表現します。 (投稿日:2010.6.26 23:19)

選者コメント:お母さんの発言、言ってる意味がわからなかったとしても、このままでは大変なことになるんだという勢いは伝わってきますね。

ほっかいどう ( Tomomi さん )

「ふじっ子」という塩昆布の事です。
今5才の子供が3才くらいの頃、パッケージに書いてある北海道の地図を見て、「ほっかいどう」と言ったのが始まりで、我が家では「ふじっ子」は「ほっかいどう」です。
最近時々「北海道食べる?」って聞くと「塩昆布でしょ?」と返されるときがあり、少し寂しいです。 (投稿日:2010.6.26 21:53)

選者コメント:スケールの大きい呼び方ですね。「塩昆布でしょ?」と返されるのは確かに寂しいです。もうちょっと間「ほっかいどう」でいてほしいですねー。

ちゅるんちゅるん ( なつ さん )

しらたき、くずきり、などの鍋に入ってるやつはちゅるんちゅるん。未だにとっさに正式名称がでてきません。実家で鍋をするときは兄(28)と「そのちゅるんちゅるんあたしのやし!」とちゅるんちゅるんの取り合いです。 (投稿日:2010.6.26 18:37)

選者コメント:しらたけ系の食べ物は似たような感じで名前が違う物がいくつかあるためか、まとめて呼び名をつけている人が多いようです。鍋のときに取り合うのは真剣勝負かもしれませんが、対象が「ちゅるんちゅるん」というギャップがいいですね。

羊はメリーさん ( もち さん )

某民謡から「羊」=メリーさんだと思っていました。こどもふれあい動物園にいる羊を見るたびに「おっ、メリーさん」と話しかけていました。
だがしかし。民謡ではメリーさん「の」羊であることを、大学時代に指摘されて歌詞の意味を再認識しました。まぁ、でもメリーさんなんです。 (投稿日:2010.6.26 11:39)

選者コメント:大学時代ということは、大人すれすれですね。ギリギリ気付いてよかったとも思いますが、「おっ、メリーさん」という呼びかけはアリなんじゃないかとも思います。

ジーボ ( びわ さん )

灯油を入れて使う、ファンヒーターのことです。昔、家にあったファンヒーターが、点火するとき「ジーーーーーーー・・・・・・・ボッ」という音を立てていたから。
我が家には、こんな感じの『家でしか通じない物の名前』山盛りです。
テレビのリモコン:テレパチ
折って食べるチューブ入りのアイス:ポッキンコ
ルームウォーカー:スイスイ (投稿日:2010.6.26 07:09)

選者コメント:音が呼び名につながりやすい家庭なんですね。中でも「ポッキンコ」は楽しい響きですねー。

てっぽう ( かえで さん )

今は亡き祖父が使っていました。
TVのリモコンのことです。
TVに向かって打つ(?)からだと思っていましたが
ホットカーペットのことを「こたつ」と言っていたことを考えると
横文字が覚えられなかっただけかもしれません。
ちなみに我が家のてっぽうは家出したままもう4年帰ってきません。 (投稿日:2010.6.26 05:42)

選者コメント:テレビのリモコンは擬音っぽい呼び方をされることが多いと思いますが、ここでは「てっぽう」。渋いです。ホットカーペットを「こたつ」というのも、ざっくりしてていいですね。

ホッチャカス ( だるい腰 さん )

以前勤めていた会社の上司(戦中派)が、シブイ顔でそう呼んでいたので、我が部署では全員、ホッチャカスと呼んでいました。
ホッチキスのことです。 (投稿日:2010.6.26 00:56)

選者コメント:一瞬、ネイティブが言うのに近い本格的な発音かと思いましたが、あれってステープラーですから違いますね。みんなでそう言うことで、メンバーの団結を高める効果もあるんじゃないでしょうか。

アジャスタブルお猿の手 ( mira さん )

「モンキーレンチ」が覚えられずそう呼んでいます。夫にしか通じません。スパナは「アジャスタブルじゃないお猿の手」です。自動車屋をやってます。 (投稿日:2010.6.25 23:06)

選者コメント:どちらかと言うと少数派になる、元の名前より長い呼び方になっているパターンですね。自動車屋さんとのことですが、仕事に支障がないか心配です。

ハムかつ ( しばっち さん )

実家では、コート、ふとんなど、家の中に複数あるもののうちの特定の1個を指し示すための勝手な名前がいろいろありました。

ハムかつは薄手の羽毛布団で、本体が茶色く、たいてい丸いメッシュの窓の開いている布団カバーがかかっていました。本体の色とメッシュのせいで、ハムかつに似ているので、そう呼ばれていました。(トンカツほど厚くない。)
他にも、「2チャンネル(BBSではなく)」というグレーのまだら模様のジャケット、ミルクティーという薄茶色のコートなどがありました。 (投稿日:2010.6.25 22:42)

選者コメント:それぞれの呼び方にセンスを感じます。中でもハムカツは説明だけでもビジュアルが浮かんできて、「確かにハムかつだ」と思いました。

線路の遮断機を「カンカン」 ( はる さん )

理由は簡単で閉まる時に「カンカンカン…」
という警報音がするので。
小さい頃から私はそう呼んでいます。
実家の家族には通じますが
友人などに道を説明する時に
「あそこのカンカン渡って…」と
思わず言ってしまい
「???」という反応をされたこと
何度かあります。 (投稿日:2010.6.25 21:35)

選者コメント:「カンカン」などの音の繰り返し言葉は直感的で言いやすいのですが、うっかり他人に使ってしまったとき、幼児語っぽくて恥ずかしくなりますね。

シロッコリー ( うるしね さん )

カリフラワーのことです。
白いので。 (投稿日:2010.6.25 13:01)

選者コメント:うまい!と思わされた呼称です。こっちの名前で売り出した方が売れるんじゃないでしょうか。

バリバリ ( かりん さん )

私の実家では、マジックテープの事をこう呼んでいました。(使用例:バリバリの靴→マジックテープで止める靴)結婚して主人に通じなかった時、初めて一般的な呼び方でない事を知りました。 (投稿日:2010.6.25 12:59)

選者コメント:今回のお題、「バリバリ」とか「ピコピコ」とか、音の繰り返しになっている呼称が多々登場します。ご主人、「え?バリバリ?」という感じだったのでしょうか。想像すると楽しいです。

ダイエー⇔平和堂 ( 豆 さん )

近所にあるスーパー「平和堂」のことを母は「ダイエー」と呼びます。
最初、何か店が建つらしい→ダイエーに違いない!と勝手に思い込み、それが定着してしまったらしく、我が家では母の影響でその平和堂のとこをダイエーと呼ぶようになってしまいました。
今のところ近所にダイエーはないのですが、もしも出来たらどうやって呼び分けしよう…とたまに思います。直せばいいだけなんですが、あまりにも馴染みすぎて… (投稿日:2010.6.25 12:41)

選者コメント:思い違いが突き進んで定着する流れ、パワーがありますね。近所にダイエーができるかどうかまで心配しているのもいいなと思いました。

オジサンとオバサン ( のあ さん )

ウチはコットー屋なのですが、仏像、神像まとめて男っぽい→オジサン、女っぽい→オバサンです。
店主である父が言いだしました。

区別をつける時は、時代を言ったり(「平安のオジサン」など)、色が残っている場合色を言ったり(「赤いオジサン」など)です。

おかげで店員であるワタクシは仏像の種類が全然覚えられません。 (投稿日:2010.6.25 12:41)

選者コメント:プロなので専門的なとらえ方をするのかと思いきや、ずいぶんざっくりしてますね。今後仏像を見るときに、自分でもこの2つに分けてみたくなりました。

「夢と希望」部分 ( ぴぃ さん )

ブラジャーとリアル胸の間にできる隙間を我が家(長女と次女と私の3人女子家庭)ではこう呼びます。「このブラ可愛くて買ったけど、夢と希望が大き過ぎだからもう少し育つまでとっとく」「最近、現実でみっちり埋まって、夢と希望が減ってきた」「(空洞部分をぺこっと押して凹ませて)夢と希望がたっぷりだねー」などと使います。もしパッドを入れたら「ヴァーチャル・リアリティ」ということになるかと思います。 (投稿日:2010.6.25 12:20)

選者コメント:すみません、私もこの話を聞いて、勝手に夢と希望が膨らんできました。いや、騙されてはいけないという戒めに受け取ったほうがいいのでしょうか。

エロポート ( すけ・きよ子 さん )

京都駅ビルの屋上にヘリポートが有りかなり間近で見られるのですが、頭文字の『H』がこちらからはカタカナの『エ』っぽく見えて、なんとなく『エロポート』と呼んでいます。
とは言ってもヘリポートなんてほとんど話題にのぼらないので、ひとり心の中で呼ぶにとどまってます。 口から発してみたい。
(投稿日:2010.6.25 01:11)

選者コメント:密やかながら、これは言いたくなるディスカバリーですね。「緊急着陸、緊急着陸、エロポート確認しました!」みたいに緊迫感ある状況と組み合わせて使いたいです。

おにく ( もーたん さん )

赤子のムチムチの太ももを「あ〜ももにくだ〜」と触りながら育てたせいで、すっかり 太もも=おにく です。

「おにくを蚊に刺された」「早くおにくしまいなさい!(=ズボンはきなさい)」などというふうに使ってます。

しかし、先日幼稚園の先生に「○ちゃんがおにくがかゆいって言ってるんですけど、ごめんなさい、よく分からなくて…」と言われてしまいました。 (投稿日:2010.6.24 22:44)

選者コメント:「おにく」って言葉、なんか言いたい響きありますねー。でも幼稚園の先生、おにくって聞いてかなりいろんなこと考えてしまったと思います。

すっぽん ( 黒いゴムのニクイやつ さん )

ラバーカップのことです。
スーパーの食品売り場でアルバイトをしていてたとき、お客様に「ほれ、”すっぽん”探してるんだけど」と呼び止められました。

「すっぽん?あの亀みたいな?あんなの、うちのスーパーにはないよな」と思い、一応鮮魚担当に内線を入れて確認をしたところ「取扱いなし」。
「お取り扱いしていないのですが」と申し上げかけた途端、お客様がたたみかけるように「ほれ、あの”すっぽん”ってやるやつ!”すっぽん”って」とジェスチャー付きで大声を張り上げ、ようやくこちらもラバーカップのことだと気付きました。そこで、こちらも「ああ、あの”すっぽん”ですね」とジェスチャー付きで応対しました。

牛乳の冷蔵ケースの前で、お客様と私の二人が「すっぽん」「すっぽん」とジェスチャー付きで叫んでいる姿はかなり異彩を放っていたようで、それ以降、そのスーパーではラバーカップをジェスチャーつきで「すっぽん」と呼ぶようになったことは言うまでもありません。 (投稿日:2010.6.24 21:16)

選者コメント:「すっぽん」の共通認識に至るまで経緯にドラマがあったんですね。確かにあれはすっぽんとも呼ばれがちだと思いますが、亀の立場は考えていませんでした。

父親を「望月さん」と呼んでいる。 ( 他人行儀 さん )

ただのダジャレです。

私の父はお餅が大好きなので、
家族で陰でそっと呼んでいます。

「酢も好きなら『鈴木さん』なのにね〜。」
と残念そうな母は今年還暦です。


ちなみに本当の苗字は、どこかの県名と同じで
モチヅキとは似ても似つかぬ苗字です。 (投稿日:2010.6.24 23:12)

選者コメント:えらく他人行儀だなと思いましたが、ダジャレでしたか。そうだとわかると、逆に愛を感じます。

蛍光灯の豆電球を「エロ電」 ( どりドリ さん )

小学生のころから蛍光灯の豆電球をエロ電と呼んでいました。というよりも小学校の男子中であれはエロ電であるという共通の認識でした。林間学校で夜寝るときにエロ電にして勝手に興奮して眠れなくなって騒いで先生に怒られたり、上級生が下級生にエロ電を伝えたりしていました。薄暗いオレンジ色=エロという発想だったんでしょうか。ちなみに今でも夜はエロ電で寝ています。 (投稿日:2010.6.24 20:47)

選者コメント:小学生くらいだと、根拠もよくわからないのにエロだエロだと騒ぎたくなることありますね。あの豆電球で興奮して眠れなくなるテンションがうらやましくも思います。

トイレ用紙 ( ラムハ さん )

トイレットペーパーのことをこう呼んでいます。
「トイレットペーパー」と言うよりも、「トイレ用紙」と言った方が、文字にして4文字、口にすれば言い終わりまでに1秒節約できます。

誰かに訊いたことはありませんが、こう言う人は結構多いのではないでしょうか。 (投稿日:2010.6.24 21:07)

選者コメント:こう言うと、急にビジネスライクな響きになりますね。頭の中で勝手にイメージがつながるのか、コピー用紙でおしりを拭いてるところを想像してしまって、そりゃ痛いだろうと思いました。

クルクル始まるよ ( イチコ さん )

我が家でクルクルはフィギュアスケートです。
おそらく回転しているからクルクルなんだと思いますが、フィギュアスケートを観るのが好きな母がよく言っていました。
その影響で時々友達にクルクルの真央ちゃんが、とか言ってしまいそうになります。 (投稿日:2010.6.24 20:53)

選者コメント:厳しい練習を重ねてきた選手は真剣そのものなのに、ローカルで呼び名はクルクル。この落差がいいですね。

足臭豆(あしくさまめ) ( こうめ さん )

「そらまめ」のことを、我が家ではこう呼んでいます。
だってにおいが・・


スーパーで「足臭豆買ってく?」などと話してると、おばさま方に、じろじろ見られます。 (投稿日:2010.6.24 22:43)

選者コメント:個人的な足の状況としては、空豆的なフレーバーではないですねえ。私は空豆が大好きなので、逆に空豆のにおいがする足のする人を好きになってしまいそうです。

村おこし ( 小梅 さん )

私が小さい頃から使っている合板の安物の洋服ダンスの呼称です。
その白いタンスに、遊びに来た友人が落書きし、変な村のおっさんぽい絵の横にでっかく「村おこし」と書いて、ずっとそのまま放置してあるのが由縁です。
結婚して実家を出て行く引っ越し作業時も、母「村おこしどうするの」私「村おこし捨てちゃおうよ」夫「でも村おこしはやっぱ必要だよ」などの議論がなされましたが、結局村おこしは廃棄の危機を逃れ、今でも半分壊れてますが現役です。
ちなみに落書き自体は、消えかかっています。 (投稿日:2010.6.24 19:07)

選者コメント:家族のみなさんでのやりとりの中の「村おこし」を、本来の意味でイメージして読むと面白いです。「でも村おこしはやっぱ必要だよ」など、青年団の人が言ってるみたいに聞こえます。

バーニャカウダーはうちでは「ニャーニャ」 ( otto さん )

初めて同居人が「バーニャカウダー」を作ってくれたとき、あまりの美味さに感動。後日また食べたくなってリクエストをしたのですが、正式名称が思い出せず、語感で「この前食べたニャーニャニャーニャーが食べたい」と言ったら通じた。それ以来、ニャーニャで通じるようになりました。 (投稿日:2010.6.24 17:30)

選者コメント:仲のいいカップル同士だからこそ成立したエピソードに感じて微笑ましいです。ニャーニャーって語感、発音すると妙な喜びがあるように感じます。

缶切をかっきんかっきん ( sumire さん )

母がよく、
「かっきんかっきん持ってきたらエサやるよ」
と、猫に話しかけてました。

当然猫が缶切を持ってくるわけもなく、エサ欲しさに甘えてくる猫に対しての母なりの受け答えでした。

最近の缶詰は缶切を使うこともなくなってきて、今では「ぱっかんしてあげるね」と、猫缶を開けることを「ぱっかん」と言って猫と交流を図っています。
(投稿日:2010.6.24 17:10)

選者コメント:缶切りが「かっきんかっきん」、まず長いなと思いました。簡略化される傾向が強い独自の呼び名ですが、逆の例もあるもんですね。

とろ火 ( どちらもすごく好き さん )

蛍光灯の一番小さいオレンジのポッチ、
あれは「とろ火」です。 (投稿日:2010.6.24 16:22)

選者コメント:あっ、これ、うちでもそう呼んでます!他にもいたんですね、なんかうれしいです。でもまさかこの投稿、妻からじゃないだろうな…。

テレビのリモコンを『ピッピ』と ( はにゃたろう さん )

なんか出てる感じなんです。
電波的なものが。 (投稿日:2010.6.24 16:37)

選者コメント:リモコンはリモコンと普通に呼んでも呼びづらくはないですが、「ピッピ」は言いたくなる響きがありますね。語感と実体とのマッチングもいい感じです。

かちゃかちゃ ( ふにふに さん )

ATMで通帳記入することを、かちゃかちゃと言います。
使い方は「かちゃかちゃしてきて」そのまんまですね。
ちなみにパソコンを打つのも「かちゃかちゃ」。前後の内容で使い分けてます。 (投稿日:2010.6.24 15:59)

選者コメント:どんなにITが進化しても、かちゃかちゃはかちゃかちゃですよね。ブロードバンドもクラウドも関係なく、これからも使い続けて欲しいです。

つるつる ( 坂石チエ さん )

うちの小3の娘は、はるさめ、しらたき、くずきり、マロニー
これらすべてを「つるつる」と呼んでいます。
しかし、うどん、そば、ラーメンなどの麺類は「つるつる」と呼びません。
・鍋物や煮物に入っている透明で長いものが「つるつる」
・うどん、そばなどの主食になるものは「非つるつる」
と、彼女の中で一線を引いているようです。 (投稿日:2010.6.24 15:56)

選者コメント:「つるつる」カテゴリーは透明感が重要みたいですね。いつかお嬢さんがツルツル系を正しく区別して言うようになったら、やっぱり「大人になったなあ」みたいに思うんでしょうか。

テンテンピー ( かも さん )

父いわく電卓のこと。「ピー」部分で「答え出ました」感を電子的に表現しているんだと思います。 (投稿日:2010.6.24 15:42)

選者コメント:電卓と言った方が早いのに、わざわざテンテンピーと長く言うところに、言葉に対する愛を感じます。頭いいのか悪いのか、妙に言ってみたくなる響きがあります。

パンジーを「パンジィちゃん」 ( ぽけし一輪挿し さん )

「パンジーちゃん」ではなく「パン爺ちゃん」です。

幼少時代からパンジーが立派なひげを蓄えた、
目に光の無い恐ろしい爺さんとしてしか見ることができず、
恐ろしい想いを込めて「パン爺ちゃん」と呼んでいました。

いまでも、街でパンジーを見かけると、思わず「あ、パンジィちゃん…」とつぶやいてしまいます。

そのつぶやきに「メルヘンチックだね!」と対応するか、
「どんだけトラウマなんだよ…」と対応するかで私に対するその方の理解度が判ります。 (投稿日:2010.6.24 12:43)

選者コメント:パンジーの怖さは一回気がつくと心にこびりつきますね。私も以前、「パンジーのやばさと向き合う」という記事を書きました。

チューペット的なアイス ( ももまん さん )

おそらく一般的にはチューペットと呼ばれている、あの液体を凍らせて作る棒状アイスのことを、うちの実家では『パッキンアイス』と呼んでいます。真ん中からパッキンと割って食べるからパッキンアイス。ちょっとだけ長いほうをいつも弟と取り合ってました。(なんか得した気分になるし、短いほうだとティッシュにくるまないと冷たくて持てなかったので…。)

成人してしばらく経つまで、あれはどの家庭でもパッキンアイスと呼ばれていると思い込んでいました。
ちなみに、夫の実家では『ポキポキ』だったそうです。 (投稿日:2010.6.24 13:12)

選者コメント:あれ、うちでは子供の頃「チューチュー」って呼んでました。家庭によっていろいろありそうですね。それにしても「ポキポキ」、この呼び方好きだなあ。

がらがら ( 収納庫 さん )

正解は「シャッターのついた書類ケース」なのですが、実家ではこう呼ばれていました。
恐らく開閉されるたびに鳴り響いていた音から命名されたものと思われます。
認印、切手、診察券からパスポートまで比較的重要と思われる類の収納に使われていましたが、「がらがらからあれとってきて」という表現は思い返せばかなり間の抜けたやりとりですね……。 (投稿日:2010.6.24 13:45)

選者コメント:出ました「がらがら」、二つ目の投稿です。幼児語みたいな響きでもありますが、感覚的で使いやすくて、大人になってもたくさんの人が使っていそうでうれしいです。

クリティカル ( hiyen さん )

Ctrlキーのことです。
コントロールと知った今でも
気分はクリティカル+Sキーです。 (投稿日:2010.6.24 12:37)

選者コメント:スペル的にも微妙に合ってる気がしますし、なによりクリティカルという響きがいいです。これからCtrlキーを見る度に、「クリティカル…」と思ってしまいそうです。

FC ( 一太郎 さん )

サッカーチームではありません。
我が家では、男が風呂から出た直後の状態をこう呼んでます。
コラ、FCで家の中を歩くんじゃない、みたいに。 (投稿日:2010.6.24 12:21)

選者コメント:なるほど、FULL CHINの略語ということですね。まぬけな言葉もイニシャルに縮めて言うとかっこよくなることありますよね。今書いてみて、「FULL CHIN」という書き方もかっこいいなと思いました。

直進を「デレーチョ」 ( キノタク さん )

誰もが免許取り立て、クルマ買いたての頃に訪れるあてどない深夜のドライブブーム。大学時代に悪友4人くらいでよく、そのうちの1人が買ったシビックでふらふら走り回っていました。当時はカーナビなどなく、道順は道路地図が記憶が頼り。そのうち友人KがドライバーのIに「そこを直進」と指示すべきところを「そこをデレーチョ」と言い出しました。本人いわくオランダ語らしいのですが、どこで彼がそんな知識を得たのかは定かではありません。
それ以来我々の中で直進はデレーチョとなり、調子に乗って右折をウレーチョ、左折をサレーチョと呼ぶようになりました。
先日運転席の妻に誤って用いたところ、当然意味を知っておらず、道順から外れてしまいました。 (投稿日:2010.6.24 11:30)

選者コメント:ノリで言った変なことがそのまま仲間内で定着することってありますよね。派生していくのも、それを知らない人にうっかり言ってしまうのもあるある感があります。

トランクをガラガラと呼んでいる ( とっさにでない さん )

トランクの大小問わず、我が家では全てを「ガラガラ」と呼んでいます。
トランクという名称は知っているのですが、とっさにでてくる言葉は「ガラガラ」です。
我が家では色んな物を【擬声語】に例えることが多いです。 (投稿日:2010.6.24 12:27)

選者コメント:タイヤがついてるものって、「ガラガラ」って呼ばれがちですね。うちでもキャスター付きのカバンをガラガラって言ってます。



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