遺伝子が喜んでいる 「ハニーローストピーナッツ」
輸入食品を扱っているスーパーでいちばん見かけるのはハニーローストだろう。甘さ一辺倒ではなく、ほどよい塩加減がきいているピーナツだ。西洋みたらしである。28gで170kcal。32gで200kcal、コンビニのおにぎり1個分となる。
これがコンビニおにぎり1個ぶんだ。これを見てコンビニのおにぎりのほうがいいと思うのは早計である。これだけの量でおにぎりと同じカロリーを取ることができるのだ。今でこそダイエットがもてはやされてカロリーが低いことがいいように言われているが、人類の歴史はカロリー安定摂取への歴史である。僕の1世代前だってカロリーがなくて困っていたのだ。カロリーは人類の夢である。
だからこんなにうまいのだと思う。僕の遺伝子に組み込まれたカロリーへの憧れがこのハニーローストピーナツを歓迎しているのだ。塩分、糖分、ピーナツの脂とタンパク質、それが織りなす豊かなカロリー。祖先を代表してこの豆をポリポリ食べたい。うまいかなと思ってハニーローストピーナツにチーズをかけてみたが(更なるカロリーの高みへ!)美味しくなかった。遺伝子もそこまでは望んでないようだ。
購入価格 298円メーカー:MIDDLEAF(林 雄司)
( 2012/05/04 17:00:00 )