4日目（6/8）

今日も変化がないので、名札でも立ててみた。
「変化がないので」と書いたが、オフィスの共有スペースにおいてるので、捨てられては困るから、という理由もある。こうやって名前を書いておけば捨てにくくなるに違いない。

この企画、携帯サイトの企画なのになぜか「水を集める」「断水する」というテーマで最終的に「樹を植える」というところに行き着いたわけなのだけど、検討段階ではそれこそ50個くらいの案があって、その中から実現可能性だったり担当者（僕だ）の趣味だったりいろんな要因で選び抜かれたのがこれだった。

他にでた案の中で一番わけがわからないのが「入会者の数だけ土偶を作る」というもので、確か安藤さんの発案だったと思うのだが、どう考えても結末は「作った土偶と一緒に埋葬」である。古墳に。

旧担当者（５月から担当者がかわったのだ）である安藤さんが埋葬され（その際、寂しくないように大量の土偶が入れられる）、その生まれ変わりとして新担当である僕が誕生するのだろうか。携帯サイトの記念企画というより宗教儀式である。転生の儀。火の鳥か。友の樹の植樹は生ラジオで中継されたが、うっかりすると埋葬の様子を生ラジオでお茶の間のみなさまにお届けするところであった。

安藤さんは他の仕事があるし家族もいるので、いつまでも埋まってるわけにもいかない。せいぜい2泊3日くらいで戻ってくるだろうから、そのためだけにに新しい古墳を作るのはもったいない気がする。そういう用途に使えるレンタル古墳みたいなサービスがあればこころづよい。世の中の古墳も、採掘が終わってただの山みたいにになっているところがたくさんある。そういうところをレンタル古墳として積極的に活用していってはどうだろうか。家具もつけてマンスリーマンションみたいな感じで、出張者が着替えだけ持っていけば気軽に滞在できるようにしたらいいと思う。いいと思う、って書いてるけど心の中ではこれっぽっちもいいと思ってないことを付け加えておきたい。

すいません、また長くなりました。次はもうちょっと短く書きます。 ( 2010/06/13 21:58:00 )