先日、知人と渋谷で博多ラーメンの店に入った。 僕は店員さんに「ラーメン」と頼み、知人は「ラーメン、バリカタで」と頼んだ。
「バリカタ」とは麺の固さのこと。僕は今まで「バリカタ」という言葉こそ知っていたが、食べたことがなかったので、運ばれてきた知人のラーメンを一口もらった。固かった。「これでいいの?」って思ってしまうくらいに。知人いわく「博多は固ければ固いほどいい」そうだ。
しばらくすると知人は「替え玉、こなおとしで」と頼んだ。「こなおとし」はバリカタよりも固いそうだ。イメージ的にはお湯にサッと通す感じだろうか。僕は「こなおとし」という言葉も知らなかった。一口もらうと、やはりものすごく固かった。「これ食べ物?」と聞き返したくなるくらいに。でも、知人は「博多は固ければ固いほどいい」と繰り返していた。
僕は福岡生まれだけれど、固ければ固いほどいいなんて思ったことがない。むしろ柔らかい方が好きだ、と思いながら本日も股割りに励んだ。 ( 2009/10/01 21:00:00 )
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